コラム
郷土料理は、伝えないと無くなるのかも?
2015年1月27日
今日の家庭料理教室のメニューは、豆乳鍋、きのこの簡単混ぜご飯と
郷土料理の「のっぺい」を作りました。
のっぺいは、皆の中ではあまりメジャーでは無いようで、
知らない人がほとんどでした。
でも、何人かは、家で食べたことある!と言ってました。
私の家では、これをのっぺいではなく、つぼと言います。
この話をした時、「つぼなら聞いたことある!」と意外な返事がきました。
私は、なぜこの料理をつぼと言うのか分からなかったので、
母に聞いたのですが、母も、祖母がそう言っていたから、と言って、その意味を知りませんでした。
その生徒さんの話によると、
仏教で、仏様にお供えする精進料理をつぼと言うそうです。
私の家に伝わるつぼは、里芋、人参、こんにゃくなのですが、
その生徒さんの家のつぼは、里芋、人参、こんにゃく以外に、
干しコゴミ、薄揚げを入れるそうです。
私を含め、こういった郷土料理は、おばあちゃん又は、ひいばあちゃんぐらいの方からちゃんと伝わってないと、だんだん分からなくなってきているんだなぁ。と感じました。
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