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中山聡

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中山聡(なかやまさとし)

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コラム

住宅新築の際に地盤改良をすると土地の資産価値が下がるという話(2)

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2014年12月11日

こん○○は。この寒さでコーヒーでも飲みたくなりますね。



さて、前回の話では、「マイホームを建てようとするとき、現在では事実上、地盤調査が必要になる。そして、地盤調査を行うと、結構な割合で地盤改良が必要だと指摘されることがある。」と書きました。

地盤改良をすれば、土地が硬くなって地震に強くなる(ように思う)からいいじゃないか。と思う人も多いと思いますが、果たしてそうでしょうか?

ところで、「六価クロム」という物質をご存知でしょうか?その昔、六価クロムの汚染により鼻中隔穿孔(≒左右の鼻の間の壁に穴が開く)症状が発生したり、発がん性物質として社会問題にもなりました。

その六価クロムが、地盤改良によって生まれる、と言われればどうでしょうか?

地盤改良はコンクリートと土を混ぜて固める方法が一般的ですが、この時、六価クロムが生まれます。これがどうして生まれるかといいますと、土の中一般的にある「三価クロム(これは無害)」がコンクリートと混ざると有害な「六価クロム」に変化してしまいます(といわれています)。

この六価クロム、21世紀の現在でもはっきりわかっていないことも多く、土の成分、コンクリートの性質、混ぜる水の成分、気温、湿度、その混ぜ方などなど様々な要素が関係しているため、あなたの土地に地盤改良を施した場合、いったいどの程度の六価クロムが生まれるか?、そもそも六価クロムが生まれるのかどうか?はっきりわかっていません。

この有害物質が、土地の資産価値を下げる要因となり得ます。

さて、次回は他にも土地の資産価値を下げる要因があるので、それについて説明したいと思います。

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