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中山聡

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中山聡(なかやまさとし)

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コラム

固定資産税は値上がりするのか?(その1)

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2014年4月22日

こん○○は。

4月といえば・・・・固定資産税の納付書が送られるシーズンです。
先日も経済新聞に「建物固定資産税も値上がり」といった見出しがありました。

「建物固定資産税も値上がり?」果たしてそうでしょうか?

さて、固定資産税は土地と建物の所有者に課税される市町村税です。
税率は1.4%(となみに筆者のいるところでは、1.45%で、空き地のある隣の市は1.55%(!)です。)となっています。

さて、建物の固定資産税は、建築時に一度だけ評価されて評価額が決まります。「一度」だけです。その後は減価償却のように経過年数に応じて評価額が減少することとなります。ですから建物の固定資産税の評価額は毎年毎年減少するハズです。

その点、この新聞は何を言っているのかというと、実は3年に一度、評価基準を改定します。
ちょうど平成27年、来年がその年になります。

ご存知のように現在材料費や人件費は上昇傾向にあるわけですから、同じ材料で同じ大きさの家を建てても評価基準が変わるわけですから評価額は3年前より上昇するわけです。

そうなると、来年度の評価基準が適用される建物、つまり今年から来年に竣工した建物は、上昇した新しい評価基準で評価されるわけですから「建物の固定資産税も上昇」となるわけです。

すでに持っている人は、今までどおり固定資産税評価額は減少しますので、建物の固定資産税は減少します。

この経済新聞の記事も誤報とは言いませんが、よく知らないと「そうなんだ~」と思ってしまいますよね。

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