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中山聡

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中山聡(なかやまさとし)

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コラム

古い空き家は貸せるのか?(その2)

魔改造

2014年3月25日 / 2014年6月4日更新

こん○○は。今日は、最近増えているとされる「空き家」を貸しやすいように、国土交通省が最近になって「借主負担DIY型賃貸借契約」というガイドラインをつくろうとしている、という話の続きです。



さて、この図は国土交通省の資料から1枚引用しています。このDIY型の賃貸借契約では、例えば、ドアノブを自分で取り替えてしまった場合、退去するとき借りた時の状態に戻さなくてもいいようにできるわけです。

最初から壊れている状態で借りた場合には、自分で修理した状態で(修理しなくてもいい)退去することもできるわけです。例えば、壊れた流しの状態で借りて、自分でシステムキッチンにバージョンアップして、退去時には大家に買い取ってもらうか、その辺を考慮した安い賃料を設定しておくことになります。

そのあたり、トラブルにならないようにちゃんと契約書に書かないといけないでしょうからややこしいですね(笑)そもそも、壊れたキッチンを自分で新しいものに出来る人なんている?などと考えてしまいます。

この賃貸借契約が日本の慣習に根付くかどうかちょっとわかりませんが、店舗の賃貸借では似たようなことが頻繁に行われています。いわゆる「居抜き」です。店舗(特に飲食店)では、調理設備をそのままにして退去して、そのまま新しいテナントが店舗を借りるついでにその設備も使うことがあります。そう、調理設備を取り外すのはとても時間と費用がかかります。大きな業務用の冷蔵庫や、ガス機器なんて、そんなに簡単に取り外すわけには行きません。そうすると、次に借りる人も飲食店をするのであれば設備もそのまま借りられたほうが、時間も費用も節約できるわけです。

個人的には、従来から店舗の賃貸借で行われている方法のほうがわかりやすいと思いますので、それは、また次回書くことにしましょう。

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