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塾長つれづれ日記 △▼△ 夢想したのですが・・ △▼△

つれづれ思うこと

2011年8月16日 / 2014年6月4日更新

8月16日火曜日



まだまだ若かったころ、ほんの少しだけ、流通の勉強をしたことがあります。

そのとき、初めてマニュアルというものの存在を知りました。
誰が行っても、そこに書かれている通りにすれば、
ある程度以上の水準の作業ができるように、その作業の進め方を著したものです。

マニュアルを作る方法についてもいくつか学びました。
その中のひとつに、熟練作業員の進め方を参考にするというものがありました。

第一歩は、その作業に熟達している作業員の動作を分析することから始めます。
まず、熟練作業員の一挙手一投足を記録することから始めます。
時系列に、「**分にはこうした。」、そして次には「**を確認した。」という具合にです。

塾の作業においても、もちろんそのことは通用します。
フランチャイズの仕組みで運営されている塾や、多くの分教室をもつ大きな塾では、
当たり前のようにして、マニュアルが活用されています。
教室長として、一人前になるのに五年も十年もかかるかも知れないのを、
ほんの数年で、”一人前に”させてくれるのです。

ところで、
学ぶことに関して、むかし「プログラム学習」という学習方法がありました。

あることを教えるとき、まず、ごく基本的なことはまず教えます。
それからは、問題を次々やらせて行きますが、こっそりと(?)その中に教えていないことをちょっぴり、
ほんのちょっぴり、混ぜて練習させていきます。
しかも、できなかった問題があると、そのできなかったところに戻り、再びやらせます。
そのとき、以前できたものも少し混ぜていますので、戻っていても意外と達成感があるものです。
むかし家庭科で習った"半返し縫い"に似ています。返す分、しっかりと縫い合わされていきます。

生徒は、次々に練習するうちに、間違いながらも、徐々に新たなことができるようになっていきます。
少し時間はかかりますが、あまり努力の苦痛を感じずに到達できるわけです。

その流れを可能にするには、教えるべきことを徹底的に分析しなければなりません。

たとえば、ある問題Aがあるとします。
それができるようになるには、Aの下層に位置するA’やA"・・・が必要であり、
A'ができるには、その下層のB'やB"・・・などができていなくてはなりません。
そしてまた、B'の下には・・・、という具合にです。

ある一時期、これらふたつのことを合体させ、
「教科内容の構造を分析し、その指導をマニュアルとして残す。」ことができないものかと思ったわけです。
もちろん何でもと言うわけではありません。
いわゆるルーチンワークが不可欠とされる、学習における土台とも言うべき項目が中心となるわけですが。
たとえば、「計算」や「歴史の流れ」や「単語や漢字を覚えたり」などなど、ですが。

学ぼうとする意思のある生徒なら、どのような生徒でも、
その流れに乗せることができたなら、必ずや・・・・・・。

と、夢想したのですが・・・・・。
道は険しく、また遠く、実現は難しく、果たすことはできませんでした。



でも、私にはその中で得た、単元構造に対する分析を厭わない気持ちは今も残り、
生徒の指導において、教わるものが思うように達成出来なかった時など、
彼が(彼女が)、成しえた小さなステップを大事にすることに結びついているような気がします。

若き日の、"熱き思い(?)"が、今も心の支えになっていることは確かなようです。




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ただいま、「夏期講習会」のご案内をしております。
http://mbp-toyama.com/juku-wakabakai/seminar/


北日本新聞社 『webun くらし情報』 から、動画情報も発信しています。
     http://webun.jp/movie/life/1894



     (上のわかば会のロゴマークを盛り込んだイラストは、生徒に描いてもらったものです。)


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