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杉原賢磁

快適・安心な家づくりのプロ

杉原賢磁(すぎはらけんじ)

すぎはら建築工房

コラム

窓の冷気が気になりませんか?

温熱

2017年12月31日

この季節、窓辺に寄ると、冷気を感じることがありませんか?
このひんやり感が心地よい場合はそれでよいのですが、
さむーっ!ʕ→ᴥ←ʔ と感じられるなら、
試してみる価値があるものを二つご紹介します。

そもそも窓っていうのは、壁に比べると、断熱性能が劣る・・・
まあ、お日様や風を取り入れる、外の景色を眺める、など、
壁にはできない芸当をしてくれるわけで、ある程度は仕方ありません。
(いくら暖かくても、まっくらな箱の中で暮らすわけにはいきませんから・・・
それ以前に、建築基準法で窓の確保は義務付けられていますけど・・・(○´―`)ゞ)

<その1>
オール樹脂サッシ(APW330)のお宅ですが、
「階段の踊り場で、窓からの冷気を感じる・・・」
ということで、こんなものを手作りしてみました(by素人M)
名づけて透明パネル♪

実際に踊り場の窓にはめてみるとこんな感じ

効果を感じていただけたようで、
あと二つ、追加のご要望をいただきました。

<その2>
2階の長女さまのお部屋ですが、室温が18~19℃で、寒く感じるとのこと。
なにしろ1階が床下エアコンで23℃ほどあるので、
それに比べると、やっぱりどうしても寒く感じられてしまうわけです・・・

床下エアコンは2階まで温める方式なのですが、
個室で細かく仕切ると、どうしても空気循環が妨げられてしまいます。
「サーキュレーターでホールの暖気を個室に送り込んでは?」とお施主様からご相談をいただきましたが、
気流感は涼しさを感じたいときにはプラスですが、暖かさを感じたいときは逆効果に働くので、
いろんな条件がそろわないとうまく行きません。
ここは居室でもありますから、奥の手を使いました。

空気層がダブルになっているスクリーンです。

断熱レールのあるタイプにしたので、左右のわずかな隙間もシャットアウト

(仕組みがわかりやすいので、色合いはいまいちですが、メーカーサイトから画像をお借りしました)

実際の取付後の様子です

↓まずは大事な下辺部分

隅っこまできっちり

上も
 
取り付けを手伝っていただいたお施主様の後ろ姿と一緒に記念撮影

実際に使っていただいて、その後の感想を伺ったら、またアップしたいと思います。

ところで、念のための情報ですが、
こうした方法は、住宅の気密性が悪かったり、
窓の性能がある程度以上ない場合には、
結露が悪化することもあり、
どんなケースでも必ず快適になるわけではないことだけ、ご注意ください。

ちなみに、このお宅で、これまでの状況について伺うと・・・
「結露はどうですか?」
「ぜーんぜん!」
冬のゆううつによく挙げられる結露だけに、
こういうお声を聞くと、うれしくなってしまいます ฅ(^ω^ฅ)

当社の住宅は断熱性も気密性もこの地域ではダントツ(Ua値0.45以下、C値0.2以下)で、
窓の性能にもいち早く着目し、
樹脂サッシや樹脂・アルミ複合サッシを標準仕様としてきました。

断熱性は予算をかければ、いくらでもアップできますが、
やはり実際に大事なのは全体のバランス・・・コスパですので、
当社では<現在はこのあたりがちょうどかな>と判断しているところです。

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