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杉原賢磁

快適・安心な家づくりのプロ

杉原賢磁(すぎはらけんじ)

すぎはら建築工房

コラム

必ずあったかい家になる3つのポイント---その1

温熱

2017年10月18日 / 2017年10月22日更新

こんにちは。
前回は、最初のポイントへの前置きが長くなって、
肝心のポイントに行き着きませんでした (○´―`)ゞ
今日はその続きです。

皆さん、日本では「新築なのに寒い!」ということが
結構あることをご存知でしょうか?
昔の家ならともかく、この時代に新築で寒いなんて・・・
と思ったら試しに検索してみて下さい。
「新築 寒い」
結構ヒットしますよ。

なぜそんなことになるかというと、
そもそも、日本には、寒さ・暖かさに関する基準が、ないのです。
(そんな国は、先進国の中で、日本くらいだそうです)
実際に建てる前、設計の段階で、
その家がどのくらいの暖かさになるのかがわかる「ものさし」があるなんて、
ご存知ない方も多い・・・

けれども、あるんです、そういう「ものさし」が。


前回、寒い家の功罪について、お伝えしたように、寒い家は健康に良くない。
ですから、建てる前に、
暖かさをはかる「ものさし」を持つことは絶対に必要です。
その「ものさし」とは・・・

まず一つ目の「ものさし」は、断熱性能です。
分厚いコートを着るとあったかいのと同じで、
家がどのくらい分厚いコートを着ているか、ということを表しています。

Ua値(ユーエーち)やQ値(キューち)と言われます。
この二つの値、細かい違いはありますが、
両方とも
家からどれだけの熱が出入りするか
を表したものです。



冬は、外へ熱が奪われますよね。
この値が小さいほど

出て行く熱が小さい

外の温度の影響を受けにくい、

冬あったかい家

ということになります。

ですから、設計段階で、尋ねてください。
「この家のUa値やQ値はどのくらいですか?」
これが、必ずあったかい家にするポイントの一つ目です。

そして、近畿大学の岩前教授も書かれていますが、
この質問に対して
・数値で回答がなかったり、
・「大丈夫、基準は満たしていますよ」
などのあいまいな返答の場合は、注意が必要です。

さて、遅ればせながら日本でも2020年に、
Ua値の基準が義務化されるので、このあとはUa値についてお話ししますが、
残念ながら、日本各地の基準値は、まだまだ、
快適に暮らすには全然足りていないのが現状です。

当社の施工範囲の地域(第5地域)では、Ua値0.87が基準になりますが、
せめて0.45くらいはクリアしたいところ。
(これは、2020年に義務化される、北海道レベル以上の値です)

ちなみに当社の住宅はすでにUa値0.45を切っているので、
北海道基準よりもっと暖かいコートを着た家、ということになります。

ただし、コートが分厚ければそれでいいのか・・・
・・・
・・・
実は、それでは片手落ちなんです。

 


                            |ヘ(´ω`)ゞ (笑)
これについては、次回、お伝えします。


【今日のおさらい】

本当にあったかい家にするには、まずは断熱性能Ua値を確認しよう!

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