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コラム

【公文書記録】紙がダメなら石に彫ればいいじゃない!?

公文書改ざん問題が由々しき事態になりつつありますが、そんな中、ふと目に入ったニュースがこちらです。

公文書記録、粘土板への移行を検討 政府

タイトルを見た瞬間、なんか「虚構新聞」っぽいなと思ったら、ほんとに虚構新聞の記事でした(笑)

そういえば、以前こちらのコラムで書いた記事デジタルメディアは石の記憶力を超えられるのか!? で、記憶媒体としての粘土板の長さにチラッと触れたこともあり、この虚構新聞の記事を受けて思ったのです。
「粘土板も良いが、石版だって良いんじゃない!?」

また、こうも思いましたよね。
「石屋よ!今こそ国のために立ち上がれ」と。国民にとって大事な公文書こそ、私たち石屋が「石」で彫っていくべきなのではないか。
ということで、その実現の可能性を考えてみたいと思います。

石に記録する利点



記憶媒体としての石の保存期間は、それが室内でなく、風雪にさらされた状態であっても1000年以上あるので、これが室内で保存される文書ならば、数千年間は問題なく保存可能です。

また、紙のように燃えない。
水にも強いといった利点も考慮すべき点になるでしょう。

とくに重要な文書に関しては、彫る石を大きくすればその分重量が増すので、津波に流される恐れもありません。

石の公文書の弱点を考える

今回の件で問題となっているのが、公文書記録の改ざん疑惑になりますが、「石」であれば記録を書き換えることは不可能なのかを検証してみます。

まず「消す」ということについて。
これは実際におこなう「墓石の建立者名を消す」という事例に基づいて説明していきます。

石に彫刻した文字を消す場合に「パテ」で埋めることがあるのですが、これは「消した跡」が残るので、公文書記録の点では利点があります。

墓石 名前 消す

ただし、石を「研磨しなおして、新たに彫刻する」ことも可能です。とはいえ、彫ってある文字彫刻を研磨すると、石の厚みはその分うすくなってしまうので、これについても消した痕跡が判明します。

ただ、ここまで説明して、とても大事なことに気がつきました。

石に文字彫刻をする際は、そもそも彫る文字のゴムシートをパソコンで作ります。

墓石 文字 字彫り ゴムシート

ということは、その時点で改ざんがあったとすると、彫る文字は改ざん後のものになってしまうのではないか…。

また、公文書となる石版そのものを差し替えてしまえば、意味がない…。

まとめ

ということで、石に公文書を彫る実現性を考えてみたのですが、おそらくむずかしいだろうという結論にいたってしまいました。
「粘土板への移行」についても、同じ理由で実現性不可となるでしょう。

石屋の未来にとって、一寸の希望を見出したように思ったのですが、私の一瞬の妄想でしかない結果に終わり、残念無念であります。

明日から、地道に頑張りたいと思います。

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