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砂田嘉寿子

お墓を守るプロ

砂田嘉寿子(すなだかずこ)

株式会社スナダ石材

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コラム

ロボット掃除機にかかる「手間」は、お墓と同じ!? お墓と私たちのかかわりを考える

お墓は「生き方」

2016年2月5日 / 2016年10月3日更新

暦の上では春がやってきました!
2月は寒いこともあり、「静」のイメージがある月ですが、子供の進学などの絡みもあって毎週何らかの用事があるので、気分的にはすっかり春になっている、富山の墓石専門店㈱スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田嘉寿子です。

さて、今日のお題は「ロボット掃除機」です。
ロボット掃除機というと「ルンバ」ですが、私はいつもすぐに「ルンバ」が出てこず、代わりに頭に浮かぶのが「ロボジ―」です。「ロボジ―」って映画がありましたけど、「ロボジ―」って「ロボット掃除機」の略になってますよね!?
何で「ロボジ―」って名前にしなかったんだろ?(笑)

手間がかかるロボット掃除機は「コミュニケーション」を引き出す


随分前になりますが、「ルンバ」についてのTwitterがタイムラインに流れていて、思わず吹き出しました(笑)
『新しく買った「ルンバ」が動くときは、家族が一斉にルンバの障害物を取り去るために家の中を掃除する。それまで母親が一人で掃除機をかけていたのが遠い昔のようだ…』

またロボット掃除機について、精神科医の名越康文さんのこんな面白い記事を見つけました。
ロボット掃除機は"手がかかる"から革命的だ

ロボット掃除機は以外にも手間と労力がかかるそうですが、それが人間のコミュニケーションを引き出しているようです。
世話を焼かすロボット掃除機は、使う人間をインスパイアし、語りかけさせる力を持っています。

「そんなとこ…、通れる…?」
「かしこいね~」
「はい、埃のかたまりだよ~」とエサを差し出す人までも!
うちの子たちもペットを飼いたいとうるさいので、ペットの代わりに「ルンバ」を飼おうかしら(笑)

核家族に非合理的な「コストコ」がウケる理由は?

うちの近くに去年できた「コストコ」。
アメリカ型の巨大ショッピングセンターですが、核家族が増えている日本において、なぜこれだけ広まったのでしょうか。

食材に限らず商品も大きくて数も多いものがほとんどなので、小食の日本人にはまったく合理的でないように思っていましたが、「コストコ」に行く人達の動きからは「コミュニケーション」が生まれていたのです。

友人や近所の人、離れている家族などと一緒に出かけて買い物をし、「シェア」をする。
また「役に立つ物」や「使い方」などの情報交換など、これらはすべて「コミュニケーション」が発生している証です。

「お墓」は、離れている家族をつなげる「存在」

ふるさとにある「お墓」も、「ロボット掃除機」や「コストコ」のように、それなりに手間と労力がかかります。

たとえば「お盆のお墓参り」。
お金と体力がかかる帰省ラッシュの中、ふるさとにあるお墓のお参りをするために帰省して家族と過ごすお盆休み。
これは、欧米での「独立記念日」、「感謝祭」、「クリスマス」からの「ニューイヤーズデイ」という家族全員が集合して過ごす日に当たるのではないかと思います。

逆にこの「お盆のお墓参り」がないと、日本では離れている家族が集まる理由がお正月だけになり、しいてはそれさえも無い場合も考えられます。

私は、ふるさとにあるお墓に手間と労力がかかることを自ら楽しんでいるお客様を見てきましたので、手間と労力がかかるものは人間にコミュニケーションを促すということが、よく理解できます。

ロボット掃除機に語りかけてしまうように、お墓に眠る故人にも語りかけてしまう私たち。
献杯したり、お墓をなでたり…。



最後に、名越さんの人間の内面へのするどい洞察の言葉を記します。

『生活の利便性が高まる中で失った「コミュニケーション」を、ロボット掃除機という「手間がかかる家電」で取り戻そうとしている』

あまりに便利に、簡易的になりすぎると失われてしまう「コミュニケーション」。
人間は「コミュニケーション」の動物ですもんね。



◇1956年創業、1500件以上の建立実績
  └ご家族の想いをカタチにする墓石専門店
  http://www.e-isiyasan.com/

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