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砂田嘉寿子

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砂田嘉寿子(すなだかずこ)

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コラム

「墓じまい」 富山の場合

墓じまい お墓の引っ越し(改葬)

2015年9月15日 / 2016年10月26日更新

こんばんは。
富山の墓石専門店㈱スナダ石材の墓石アドバイザー、砂田嘉寿子です。

先日、以前取材いただいた北日本新聞社のS様からお電話がありました。
「砂田さん、ちょっとお聞きしたいんですが、最近今あるお墓を片付けるお仕事ってありますか?」
「あぁ、墓じまいですか?ありますよ。今月もその仕事しましたよ~」と答えると、「今から行くので、それについてお話聞かせていただけませんか?」ということになり、ちょこっとお話をさせていただいたものが今日の新聞に掲載されていました。

「改装」から「墓じまい」へ


この記事の大阪のケースはいわゆる「改葬」になります。
「改葬=お墓の引越し」のためにお墓を解体する仕事は、毎年多くはなくても必ずご依頼があります。

改葬も墓じまいも、富山にあるお墓を解体して更地に戻すという点では同じなのですが、お骨の行き先が新しい家のお墓でなく永代供養墓になるというケースは、たしかに今までは少ない事例でした。

実際にこうした墓じまいの事例はまだそんなに多くはないのですが、「相談したい」という問い合わせは増えたと実感しています。
相談の段階では、新聞のとおり女性からのご相談になり、お骨の行き先がお墓なり永代供養墓なりとすでに家族・親戚間で話し合いが済んでいる場合は、女性とは限らず、男性からのお問い合わせやご依頼が多いです。

なぜ「墓じまい」をするのか

「墓じまい」を考えるご家族の例として、子供が富山に居ないので墓の継承者がいない、という場合になるのですが、富山に子供がいてもいずれ家が絶え、墓が絶えていくかもしれない、という心配や不安の声もお聞きします。

お墓、そして墓地というのは、もともと「死者の世界」なので、たとえ墓を継承する人がいなくなって墓が朽ちたとしても、本来は何の問題もありませんが、墓地の管理者側としては、墓地に建つお墓が管理者のいない無縁墓だらけになることは、経営上でも景観上でも確かに問題になってきます。

そのため最近できている墓地にはほとんど永代供養墓なり納骨堂なりが併設され、いずれ墓の継承者が居なくなった場合は、改葬令に基づき、その墓を解体して、お骨はその墓地の永代供養墓や納骨堂へ合葬という流れが敷かれているはずなので、誰もお参りにこない寂しい朽ちた墓になる可能性は、少ないと考えられます。
墓地を求める際にはその点を確認しておけば、安心してお墓を建てられることになるのではないでしょうか。

ただ村墓地や町内の共同墓地に関しては、家でお墓を管理していくことが前提となっているので、墓の承継者が不在になると自然と無縁の墓となり、墓掃除する人もいなくなるので、そういうお墓を目にすることでより「墓じまい」という言葉に敏感になる、ということがあるようです。

「お墓を承継する人がいない=無縁」となり、無縁となること恐れることで「墓じまい」を考える。
富山の場合では、将来的にこの村墓地や共同墓地が、「墓じまい」を考えていく必要が生じる可能性がありそうです。
ただ村墓地というのは、たいてい近くに親戚や一族のお墓が近くに同じ墓地内に建っている場合が多いので、家族が居なくなっても親戚は代々続くということもあります。
管理費などはかからない場合も多いので、親戚にお墓を託して、最終的にご親戚の方が一族のお墓としてまとめて残すという事例もあります。
「墓じまい」をしなければいけない、というよりは「どうしていく方法があるのか」という視点を持って「終う」ことを考えるのが、結局一番大事なのではないかと思うこの頃です。

「墓じまい」についてのご相談はこちらへ

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