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砂田嘉寿子

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砂田嘉寿子(すなだかずこ)

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コラム

TOKIOの「ザ!鉄腕・DASH」の石工の仕事から分かったこと

石についてのエトセトラ

2015年6月8日 / 2016年10月3日更新

こんにちは☆
富山の墓石専門店㈱スナダ石材の墓石アドバイザー 砂田嘉寿子です。

6月も一週間が過ぎました。梅雨もそろそろ気になる時期ですが、実は私はこの風流のある季節が好きです。

さて、昨日の夜に放映されていたTOKIOの「ザ!鉄腕・DASH」で「DASH島」で石橋を作っているコーナーがありました。
石でアーチを作るという試みにメンバー達が挑んでいたのですが、その輪石を積み上げ、最後の一列となる要石をはめ込もうとした時に、大変な事実が発覚します。

ピッタリはまるはずだった要石の両脇が隙間だらけで、まさにガバガバ…。
かといって、もう一つ要石を入れるほどの余裕はなく、中途半端な隙間にメンバーは茫然となります。
DASH島の石橋
5日がかりで積んだ輪石49個を全て下ろして積み直すことにし、隙間に合う細い輪石を入れようと考えましたが、石工の方に「石の厚みは均一の方が弱い部分が出てこない」と言われます。

石工達は、事前の加工だけでなく、現場で微調整を行いながら仕上げていくのです。

輪石の微調整の仕方を教わりながら、メンバー達が積み直したものと前回積んだところを比べると、その差は一目瞭然。やはりプロに教わると、仕上がり度は全然が違い、キレイに積みあがっていきます。

石を削り微調整をする道具がいくつか出てきました。
まずは、刃ビシャン。小タタキと呼ぶところもあります。
刃ビシャン。

そして「ビシャン」
ビシャン。鉄腕DASH

どちらも懐かしい道具です。
今では墓石加工はとうぜん機械化されていますが、昔はこういった道具を使ってまさに手作りしていました。
荒石を切削する機械もなく、人の手によってビシャン仕上げまでして、その後の研磨まで全て人力だった時代があったんですよね。

この番組は夕飯時に夫(社長)と観ていましたが、夫は「なつかしいわ~」と、若かりし頃の修業先で岡崎灯篭を作っていた当時を思い出しながら、「もう一回、一から修業し直してこようかな…」とつぶやいていました(笑)

夫の昔話を聞きながら、この石工の仕事ぶりを見ながら思ったことがあります。
これは非常に忍耐力が必要だな、と。

「石の上にも三年」という言葉がありますが、石を手作業で形にしていくことに必要なのはやはり「忍耐力」なんでしょうね。
昔の石屋の跡継ぎは、こうして修業をしてから継いでいたようですが、技術を学ぶだけでなく、「忍耐力」を学びに行っているといっても過言ではないように思います。
私にはきっと、いや絶対無理ですね…(笑)

石灯篭は今もこういった手作業で作られていますが、石そのものが悠久な時間の流れの象徴物でありながら、そこに人間の労力という長い時間も加わっています。

石の建造物というのは最近では少なくなりました。
石は壊す時は一瞬で壊せますが、形を成すまでには膨大で果てしない時間と労力がかかっているということをあらためて思い知り、だからこそ貴重なんだと感じたしだいです。

◇1956年創業、1500件以上の建立実績
  └ご家族の想いをカタチにする墓石専門店
  http://www.e-isiyasan.com/

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