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砂田嘉寿子

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砂田嘉寿子(すなだかずこ)

株式会社スナダ石材

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コラム

石材店の現代の仕事を中世に置き換えたら?

店舗情報

2014年2月5日 / 2014年6月4日更新

こんにちは☆
富山の墓石専門店 ㈱スナダ石材 墓石アドバイザー 砂田嘉寿子です。

スナダ石材の2014年2月号のニュースレターのトップページは、「幻の城・安土城跡からみる石屋さんの仕事」です!


中世の時代に「石屋さん」という呼び名はありませんが(笑)、プロとしての石工集団はすでに存在していて、寺院の石垣の建築などに関わっていました。
近江(滋賀県)は寺院の数も多く、石工集団も数多く存在していたと考えられます。

では、現代の石材店の仕事を中世の人々の仕事に置き換えてみるとどうでしょうか。単純に考えれば、やはり石工集団ですよね。
でも私は現在の石材店が担っているのは、石工集団としての仕事に、中世頃の「三昧聖(さんまいひじり)」、または「御坊聖(おんぼうひじり)」が担っていた役割がプラスされているんじゃないかと思っています。
【三昧聖】
 三昧(墓所)の庵室に居住し、火葬や埋葬、墓所の管理などにあたった俗聖。
 kotobankより
元は僧が行っていたものが、手順化され整備されていくようになるにしたがって、出家者でなく専門職として「プロ」になっていったのが三昧聖・御坊聖であったようです。死穢を扱う仕事のため、近世になり身分制度が固定化されていくと、穢れの思想の広まりと相まって差別視されるようになったようですが、中世にはまだ蔑視は存在していませんでした。

新しくお墓を建てて納骨する時や、五十回忌が終わってお骨を土に還す時、またお墓の建て替えや改葬(お墓の引っ越し)でご先祖様のお骨を整理するという時に、施主様がお忙しかったり、市外・県外に住んでいるという場合、またはお骨に触るのが怖いなどという場合は、スナダ石材が施主様の代わりにお骨に触らせていただいて納骨したり土に還します。
ですから、石だけに触れているわけでなく、お骨に触れることも結構あるのです。

時代は移り変わり現代。
インターネットでお墓だけを売る店も「石材店」と一括りにされます。
我々は中世から続く石工集団の端くれとして、しかしお墓を建てる行為だけに終わらず、専門性を深めていき、この時代の終末を考える「プロ」として存在する必要があるのではないでしょうか。


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