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コラム一覧
屏風・額・ふすまの仕組み
2014-03-30
明治・大正の時代の古い和紙を使用し下張りします。なぜ古い和紙を使用するかと言いますとまず、 〇ねじれが生じない。時代とともに伸縮がないので。 〇湿気を吸う。シミが出にくくなります。 〇...
ふすま「市松模様」
2014-03-26
お客様のご希望により「市松模様」3枚一組を製作しました。ふすまは面積の多い分、部屋の雰囲気をガラリと変えます。用途や目的に合わせ思案するのも楽しみの一つです。ふすまの張替えは平均で20年。...
「まんまる」3月号 34ページにて
2014-02-14
ご覧いただき有難うございます。今後とも何卒宜しくお願いします。この記事を見た県内同業者から「表具の言葉が表に出て嬉しかった」と言われこちらもとても嬉しくなりました。北日本新聞社様はじめ関...
茶室張替え 「腰張り」
2014-02-13
茶室には壁の保護のため紙を貼ります。ただ紙を順に貼っていくのではなく、つなぎ目をどこに入れるか、高さをどうするかは表具師の判断となります。何度も紙を並べ決定していきます。貼り終えた状態お点...
是非ご覧下さい!本日の北日本新聞朝刊
2014-02-05
砺波市鷹栖地区の団体様13名をお迎えし表具という仕事を通じて講義させていただきました。参加者は50代の方から80代の方まで幅広くとても熱心に受けておられました。質問の時間ではたくさんの疑問が飛び交い...
「美好会」 砺波市鷹栖
2014-02-04
「美好会」・・・砺波市鷹栖地区の美術愛好家の会 25年前に発足し今日にいたる。会員数20名。 年3回の活動を通し美術を愛好する会。 今日は今年最初の行事として当店「岩﨑精...
気になる記事
2014-01-31
先日の新聞にこのような記事が載りました。世代交代や生活様式の変化により屏風に限らず数多くの美術品など「居場所」をなくしています。悲しい記事です。。・このような時はどうすればいいのか?・評...
「寒糊」完成!
2014-01-21
この時期になると雑菌の少ない水となるので「糊炊き」をします。これから約10年寝かせます。出来上がったばかりだと澱粉の分子量は200万個ですが10年経つと4万個に減ります。修復に最適な作品に優しい...
360名の法名。
2014-01-16
こちらは北陸富山らしい「歴代法名軸」です。年末より修復を重ね形になりました。この時期になると各地域で報恩講が営まれ床の間を飾ります。360名の法名が記載されています。1番目の方は延宝5年(1677年...
初打ち!
2014-01-11
この刷毛は「打ち刷毛」と言います。仕事に使用する糊はとても薄いので最後はこの刷毛で打ち込みます。黒の毛の部分ですが、シュロという植物です。掛軸は3回、大きいもので4回裏打ちをします。写真は4回...
新年恒例の裂(きれ)の仕入れ
2014-01-09
年始の挨拶を兼ねて問屋さんが裂地を持参し訪ねてきます。今年も金襴や銀欄、緞子など10反ほど仕入れました。掛軸や屏風、額装に使用します。これらは相性の良い作品と出会うまでタンスにて待機となります。
下保昭「雪岳朝陽」
2014-01-01
新年明けましておめでとうございます。皆様にとって良い年になりますようお祈りいたします。先月、マイベストに登録させていただいてから何人かのユーザー様から「職人は検索されないよ」と言われました。...
年の瀬 恒例
2013-12-27
富山にお住まいの方でしたら、これが何かすぐお判りいただけると思います。。天神様の両脇に立つ「ぼんぼり」です。この張替え仕事がやってくると年の瀬を感じます。これも表具師の仕事です。因みに、一...
裏千家14代淡々斎宗匠のシミ
2013-12-25
裏千家淡々斎宗匠の色紙のシミです。このクラゲのようなシミは糊から発生したタンパク質によるものです。シミ抜き後の写真。このシミ抜きには薬品を使用しています。難点は新品のように綺麗になり過ぎて「...
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