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舘林厚プロのご紹介

モデルルーム見学もいいですが、まずは住宅ローン相談から!一緒に安心できる返済計画を考えます。(1/3)

住宅ローン相談のプロ、舘林厚さん

住宅ローンの完済を第一優先に

 “夢のマイホーム、でもお金のことが心配で決心がつかない”、“身の丈にあった住宅予算はいくらなのか”……住宅は人生で一番大きな買い物。経済の先行きが不透明な中、住宅ローンを組むことに不安を感じる人は少なくありません。

 「若いご夫婦の場合、“子どもをもったときに生活費がどう変わるのかわからない。今はローンが払えても、成長するうちにどうなるのか”と心配されます。年配の方だと、“老後の資金はいくら必要なのか”といった相談が多いですね」と、住宅ローンの返済期間短縮をアドバイスするプロ集団・マネークラッセの代表・舘林厚さん。独立して6年で500人、総額125億円の住宅ローン相談を手掛けてきました。
 
 「老後が心配で、保険会社が販売している個人年金に加入している方がいます。しかし住宅ローンを返済している方が、個人年金に加入していると損するかもしれません。個人年金からはもらえる利息が発生しますが、住宅ローンには支払う利息が発生します。個人年金の利息よりも住宅ローンの利息の方が大きいことが多いです。もし個人年金に毎月2万円支払うのであれば、そのお金を住宅ローンの返済に充てます。そうすると返済期間を8年短縮することができ、利息も軽減することができます。住宅ローンを完済できれば、そこから老後の貯蓄もできます。老後が心配なら貯蓄ではなく、まずは借金返済です」

 舘林さんは住宅ローン相談を受けると、お客様一人一人に合ったライフシミュレーションを行い、支出から返済可能な住宅ローンの返済額を考えていきます。たとえば、将来、子どもの教育資金にいくら必要なのか。特に大学の費用が大きいです。私立と国公立に進学するのでは費用は異なります。また県内、県外の大学に進学するのではさらに費用が異なります。お客様と将来のライフプランを一緒に考えて計算していきます。その結果、思い描いていた家を建てられないという場合も想定されます。マイホームの夢を叶えても、ローンの返済で生計が成り立たなくなってしまっては最悪です。

 「モデルハウスの見学や、ハウスメーカー選びもいいのですが、安心できる家づくりは、まず将来のライフプランを考えることですね。シミュレーションによっては、どこかで妥協しなくてはいけません。家を小さくするのか、土地を郊外にするか、お子さんの進学先を県内にするといった妥協点をお客様と一緒に探していきます。その作業は、現在の家計を把握し、見直し、節約することにもつながります」

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