まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ山陰・鳥取
平尾貴志

デジタルスキルを学ぶ場を提供する人材育成のプロ

平尾貴志(ひらおたかし)

有限会社クレイド

コラム

あと一日で、6周年を迎えるデジハリ

真夜中のつぶやき

2018年12月1日 / 2018年12月13日更新

こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIOの桂藤です。



最近、真夜中にブログを書く事が多くなってきたので、「真夜中のつぶやき」というテーマをつくってみました。
ホントに私の思うがままをいつも書いていて、自由ですみません(笑)
何かひとつでも読んだ人の琴線に触れることができれば幸いです。

2012年の12月1日に、デジタルハリウッドSTUDIO米子はオープンしました。

当初は、鳥取県の取り組みで、クリエイターを目指す人から審査で選ばれ、デジハリに入学してきました。

最初はトレーナーも私一人で、15人もの受講生を見ながらのスタート。

受講は動画で学びますが、細かい添削や、アドバイスは私がしなくてはいけなかったので、色々至らない箇所や、困った事も多々ありました。

教えることは、一番の学び




Webデザイナーとしてまだ6年足らずしかやってきていない私が、Webデザイナーとして教えられることなんて、あるんだろうか。

最初はそう思って、不安な毎日。
でも、みんな初心者、だからこそちょっとしたサポートで頑張れる人たちがいっぱいいると知り、じわじわトレーナーとして、イチクリエイターとして、みんなを一人前までサポートしたいという気持ちが育ってきたと思います。

私は独学で今のスキルを身につけたので、
どうやって学んだらいいか?と聞かれると、調べてみる、やってみる。
うまくいかなかったら、人に聞いてみる。
こんな手順でスキルを磨きました。

でも、デジハリに通う人たちは初心者。
だから手取り足取り教えなくては!と意気込んでいたのです。
それが、間違っているのでは?と気付くのはしばらく経ってから。

教えすぎは人のためにならない


先日、皆さんに紹介した動画でも話していましたね。
「教育とは、死に至る失敗お起こす前に、安全に失敗を、経験させること」だと。

これに気がつくのが、デジハリを始めて2年くらいでしょうか。

私はいわゆるたたき上げで育った環境でした。
接客業では、一度しか言わない、後は見て技術を盗め。
わからないなら自分で調べろ、動け、どうしてもできなければ聞け。そんな体育会系の場所で育ったので、ついデジハリでもそんな教え方をしていたと思います。

ある時、デザインへのダメ出しについて、あれではモチベーションが下がってしまう。
もっと教え方を勉強すべきだ。とある人に言われました。

私は、猛烈に反省し、その時の自分のやり方に疑問を持ち、違うやり方を試すようになりました。

褒めて伸ばしてみたり、担当トレーナーを変えてみたり、スケジュールを細かくしたり、担任制度を入れてみたり。

なかなかいい方法は、今でも正直見つかっていません。

この6年で、通う年齢層も変わり、通う人たちの志や目的も大きく異なってきたからです。

そんな中で私が一番身についたことは、臨機応変に対応すること。

柔軟に対応するとは簡単なようで難しい。


前回書いたように、デジハリはかなり自由な学び方ができます。

みんなが就職するぞー!という1つの目標に向かっているわけでもなく、ペースもスキルもバラバラ。

そんな中で、こうやって教えよう!という指針ほど役に立たないという事がよく分かるようになりました。

うちに通う人の大半が、社会人経験のある人。そんな人たちに向かってこうしろあーしろいうのは失礼。

私たちのサポートは、何度もみんなの目標を確認する事、進捗について報告する事、進路について相談する事。
そう、ホウレンソウをちゃんとすること。

私たちは受講生のスキルアップをディレクション(進行)するのみ。

進行している時に、つまづいたらこうやって立てばよかったと助言する。

目標が揺らいできたら、もう一度目標をきき、軌道を修正したり、変えたりして新しい目標を立てること。

そして、自分でやって、どうしてもうまくいかない時、やってみた結果うまくいかない時に、こうやれば良いという回答をする事。

この3つです。


ホウレンソウとメイカイエン


皆さん、仕事におけるホウレンソウって聞いたことありますか?
* 報告
* 連絡
* 相談
続けて、ホウレンソウです。
よく、上司が部下にホウレンソウしろー!っていうやつですよね。

でも、ここまでじゃなかった!

先日、Webディレクターをしている、株式会社ダブルノットの高林努さんから聞いた
メイカイエン。
ホウレンソウのあとに、メイカイエンが無いと、ホウレンソウは意味がなく、事業は失敗すると聞きました。
* 命令(報告の後の)
* 回答(連絡を受けたらすぐに)
* 支援(相談事を支援する)
このメイカイエン。(エンは、支援の援です)

なるほどーと思ったのがこれです。
私たちは、受講生に対してホウレンソウのみして、メイカイエンをもらわないままなんとなく進めていたからうまくスケジュール管理ができなかったのかなと。

実は、このホウレンソウとメイカイエンがちゃんと機能しだしたのは最近です。

この5年間ずっと試行錯誤してきましたが、今のサポートが今のところ、一番ベスト。

でも、今までが間違っていたというよりは、その時その時のやり方がベストと思ってやってきているので、今がベストって思うのは当たり前かもしれませんね(笑)

ただ、前はスキルがしっかり身につく人はいたけど、ちゃんと自分の将来まで考える人は少なかったと思います。

まずは就職、まずはスキルアップ、なんとなくスキルアップなどなど。

今は始まってから最後まで、何が目的か?ほんとにやりたいことは何か。
極端に言えば、
「人生が明日終わるなら何を終えて死にたいか。」
私の大好きなスティーブ・ジョブズの名言です。


大げさに見えるけど大事。




人生の目的はなに?なんてちょっと大げさにみえますが、とっても大事ですよね。
私もあまりそういう事を考えたことはなかったのですが、昔、デジハリのオーナーである平尾さんに、「60才になったら何してる?」って聞かれた時に「両脇にいい男を侍らせて、ラスベガスで豪遊してます」って言ったのを覚えています(笑)

もちろん、笑い話だったんですが、
そんな笑える目標が今ではおもしろそう、叶えたい。叶えられそう!に変わって来ています。

そう思えるようになったのも、どうやって目標に向かって行動するか
今何をするべきか。
自分が今やっている事はちゃんと目標に向かえているか何度も何度も確認する習慣が身に付いたから。

デジハリはクリエイティブスキルを身に付ける場所ですが、デザインが出来る事、イラストが描ける事、プログラミングが組めることはあくまでも手段です。
そういった手段を身に付けたくなる様になるには、しっかりとした目的を持つことがとっても大事。

私は、デジハリに通った人達が、自分の本当にやりたい目的を見つけ、そのための手段を手に入れるきっかけになってくれればいいなと日々考え、やり方を改善し続けています。

ぜひ、みなさんも手段ばかりに囚われず、人生の目的や目標を常に考え、それに必要な手段を手に入れてくださいね!

この記事を書いたプロ

平尾貴志

平尾貴志(ひらおたかし)

平尾貴志プロのその他のコンテンツ

Share

平尾貴志プロのその他のコンテンツ