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足立博俊プロのご紹介
個人の能力を引き出し、組織の発展を支援します(2/3)
故郷の山陰で役に立ちたい
足立さんは、米子市内の高校を卒業後、関西電力(株)に勤務。北豊中制御所長をしていたころ、社内の研修でコーチングを知りました。「社員の能力を引き出して育成する、という内容は衝撃的でした」。これをきっかけに、CTPを3年間受講。並行して、職場の部下を対象に実践にも取り組みました。その結果、QC(品質管理)サークル活動で目を見張る成果があり、2年後には全社でもトップレベルの評価を得ました。「朝礼でも所員から意欲的な発言が目立つようになり、職場の雰囲気が大きく変わりました」。
手応えを得た足立さんは、さらにトレーニングを重ね、57歳でプロフェッショナルコーチに。大阪で勉強会を主宰し、同じ志を持つ人たちとスキルを高めました。60歳の定年を迎えるにあたり、起業を決断。需要が多い大阪で開業という選択もありましたが、「故郷の山陰で役立ちたい」という思いが強く、Uターンして米子での研究所設立となりました。
開業当初は、「コーチング」といってもあまり理解されず、それなりの苦労はあった、といいます。しかし、自らの研究所でセミナーを開催し、NHK文化センターで講座を担当。親戚や同窓生からの紹介や、所属するロータリークラブの会員企業の求めで研修の機会を得たことなどから次第に軌道に乗りました。今では年間300本以上の仕事をこなす多忙な毎日。長年勤務した関西電力(株)での研修も実現しました。現在、コーチングは個人を対象にしたパーソナルコーチングと企業、病院などを対象にした研修を主体に展開。クライアントの中には大きな成果を上げた人、企業もあります。企業内における取り組みは、「研修、実践の繰り返しが大切。2~3年程度継続すれば、目に見える成果が現れます」と話します。
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