40年以上に渡り環境問題に取り組む土壌汚染対策のエキスパート（3/3）

日本だけではなく、中国・アジアの環境美化に貢献する企業を目指して

「今の私があるのは、これまでいろいろお世話になった皆様のお陰だと思っています。これまで会社ではたくさん良い仕事をさせてもらいましたし、既存のお客様からも色々なご指導をいただいています。そのような経験や皆様のお力が、今の自分を作り上げていると思います。」と八巻さんは語ります。
また、株式会社ヤマキ環境では「TEAM　YAMAKI」と称して、関係する企業と提携を結び、互いに協力し合いながら業務を遂行しています。そのメンバー会社に対する感謝の念も、常に感じているそうです。

将来の展望について伺ったところ、今後は中国・東南アジアに業務を拡大するそうで、実際、中国プロジェクトが進行中です。また、2016年4月までには、タイに子会社を設立することも決まっています。日本企業が海外に進出する場合、現地の法律だけではなく、日本の法律にも適合する必要があるという、いわゆるダブルスタンダードが存在します。つまり、海外で事業を行う際には、両国の事情に精通した人員が必要になるということです。その際、日本から海外に進出する企業などが、八巻さんの元へ依頼すると、進出国の環境問題について専門的なアドバイスを受けることができます。実際、タイの支店には、両国の制度に詳しいスタッフが駐在しているそうです。

中国や東南アジアなど、急激な経済発展を遂げる国には、環境汚染に関する問題も同時に発生すると言います。その際、八巻さんが持つ長年の経験と技術は、海外の環境問題をも解決へ導く役割を果たすことになるでしょう。

これからも八巻さんは、既存のお客さんを大切にしながら、日本だけではなく中国やアジアの環境美化にも貢献する企業を目指していきたいと言います。

（取材年月：2016年2月）

■八巻淳プロのプロフィールを見る

⇒土壌汚染と水処理対策における豊富な経験と実績が強み