山川純子プロのご紹介
物を選ぶことは、生き方を選ぶこと。片づけで心地よく自分らしいといえる暮らしを整えよう(1/3)
片づけは、暮らしをデザインすることであり、生き方を表現すること
山川純子さんは、整理収納アドバイザー。キャリアコンサルタントを兼業する変わり種です。片づけを単なる家事と捉えるのではなく、「物を選ぶことは、生き方を選ぶこと」を持論に、「お客さまが、暮らしを整え、自分らしく心地よく生きていくためのお手伝いをしています」と話します。キャリアコンサルタントとして、「持ち味を活かして自分らしく働くことを支援してきた」という経験が、山川さんの整理収納アドバイザーとしての特徴であり、強みにもなっています。
「片づけは、暮らしをデザインすることであり、生き方の表現だと思っています。片づけが完成すると『よっしゃ、やったー』というお顔をされるお客さまも多いのですが、自信がよみがえるといった感じでしょうか。それは、見た目をきれいに整える整理整頓では得られない感覚だと思います」
整理収納アドバイザーと共に作業するメリットの一つは、片づけのコツがわかりやすいことです。物が取り出しやすく機能的でありながら、見た目にも美しく整えていくと「お客さまから感動されることも多い」とか。
「物を選ぶときに大事なのは、お客さま自身がどう暮らしたいか、ビジョンを持つことです。ビジョンを持てれば、苦痛だった片づけが、楽しいものに変わります。もともとは片づけが苦手だったお客さまが、忙しい時こそ、片づけてストレスを解消するといわれるまでになりました。片づけの基本を踏まえながらも、創造性を発揮して自由に取り組めるのが、面白いところですね」
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