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コラム
サービス導入時の事例紹介(ソフトウエア開発企業)
2018年7月1日
ソフトウエア開発企業のサービス導入事例
ソフトウエア開発会社は、組織変革が進められるケースが多く、職場環境の変化や人材の入れ替わりなどが頻繁に起こる会社の一つでもあります。
ソフトウエア開発企業の多くは一人に対して過重にノルマが課せられたり、業務の平準化が難しかったりしますので、時間外労働の多さが問題になる業種とも言えそうです。
また、職場環境や人間関係の変化などは従業員にストレスを与えますし、業務内容もコミュニケーションをとる時間よりもパソコンに向かっている時間の方が長くなりがちですので、メンタルヘルス対策は十分にとっておく必要があります。
どういったメンタルヘルス対策が可能か外部サービス利用事例から検討してみます。
経営方針によって生まれた問題
Aソフトウエア開発会社の場合は、創業以来長い間経営方針を変えずに運営してきたものの、時代の流れに沿った新しい経営に変えざるを得なくなってしまったことによって問題が生まれてきた事例です。
新しい経営方針は、長年勤めてきたベテラン従業員には受け入れ難い内容であったため、ストレスを抱える職員が増え、離職も続いてきました。
また、ベテラン従業員以外の従業員業務にも不安が広がり業務に支障が出てくるなど早急な改善が必要となりメンタルヘル面の外的支援サービスを導入しました。
導入されたサービスは総合的な従業員支援プログラムですが、メンタルヘルスカウンセリング、各種研修、管理者のケア、職場復帰支援プログラムなどを行うサービスです。
サービスを導入したことによる効果
メンタルヘルスカウンセリングは、主に経営方針の変更についていけなかった従業員や、経営方針変更に伴う人事、将来への不安を抱える従業員、あるいは人事異動によって職場環境や人間関係が大きく変わった従業員を中心に行われました。
また、従業員全体に自由参加の定例のカウンセリングの提供や、メンタルヘルスに関する各種研修を行うなどすることで、メンタルヘルスのセルフケアへの意識づけを行い、加えて、管理する側、移動従業員の受け入れ態勢に関する研修などを徹底し意識改革にも取り組むこともできました。
その結果、経営方針に従業員がついてくるのが当たり前という古い考え方は薄れ、職場環境に対するストレスへの対処方法や従業員同士がコミュニケーションをとることによって問題を解決するという考え方が浸透し始めています。
サービス導入後、自由参加の定例カウンセリングサービスやキャリア指導などは好評で、従業員の職場環境への満足度も格段に上がるなど十分な成果を上げた事例の一つだと言えるでしょう。
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