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鵜飼柔美

自分らしく生きたい女性を応援するリブライフコンサルタント

鵜飼柔美(うかいやすみ)

オフィスファーロ

コラム

自分が毒親だと気づいたときが、子どもが幸せになる第一歩!

良い子だったはずの子どもが感情を出すようになり、自分の子育てが間違っていたと気付くかもしれません。ショックではありますが毒親を卒業するチャンスです。子どもの人生は子どものものです。子どものやりたいことを応援しましょう。

毒親とは

「毒親」という言葉には、インパクトがあります。それだけに、子どもに毒を及ぼすような親は、よっぽどひどい人間なのだろうと思いがちです。大抵の親は、まさか自分が毒親だとは考えたこともないでしょう。実際に、毒親と呼ばれる人の大半は無自覚のままです。

虐待や育児放棄のような目に見える行動ならば、判断もしやすいです。しかし、子どもを心配するがゆえに過保護にしたり、干渉をしたりするからといって、その親を非難する人はまれでしょう。

親はもちろん、子ども自身も親に問題があると気付くことは容易ではありません。

幼少期は親の庇護がなければ何もできません。それだけに、親の庇護を受けられなくなることを恐れます。子どもがやりたいことがあっても、親が望む道を選んでしまいます。

自分の気持ちよりも親の意向を尊重することで、いつしか親の顔色ばかりうかがうようになってしまいます。何をするにも、親はどう思うだろうかということが判断基準となり、自分のやりたいことも分からなくなるのです。
親の望む大学や就職をした後に、燃え尽きてしまい引きこもりになってしまうケースなどもあります。

対外的には子どもは優等生です。ただし、自分を偽り続けていればいつかはため込んだ気持ちが爆発します。成績優秀で親の言うことをよく聞く良い子が、ある日突然反旗を翻すということが多々あります。そうでなくても自分を偽り過ぎて心身が疲れ切ってしまうこともあります。

子どもを苦しめるのは親の本意ではありませんよね。良かれと思っての言動でも、行き過ぎると子どもにとって毒になりかねません。

子どもを育てる上で大切なことはいくつもあります。ただ、すべての土台となるのは無条件で子どもを受け入れることです。何ができるから、何をするから認めてあげるという条件付きの愛情ではありません。子どもが何をしようと、自分の理想とかけ離れようと受け入れることです。

親の無条件の愛を知ることで、子どもは自己肯定感を獲得し安心して外の世界へ飛び出していけます。条件付きの愛情しかもらえなければ、社会に出てからも結果を出さなければ存在価値がないと思い込んでしまいます。常に自分を追い詰めることで、精神は不安定になり体調不良も引き起こします。

毒親の原因

毒親になるのは特別な人ではなく、ごく普通の人です。ただ、受け取った愛情が少し少ないかもしれません。
受け取った愛情が少ない、または、条件つきで愛された経験は、ありのままの自分に自信が持てないので、周りの評価が気になりやすく、ゆえにストレス耐性が低く、自由でのびのびとしたコミュニケーションができにくい。そういったことが、自分の感情をコントロールしづらく、子供を相手に怒鳴り散らしてしまいます。また、自分の分身である子どもに依存してしまうこともあります。

また、母親ひとりに育児の重圧がかかるような状況で、まわりに頼る人がいない孤立した状況で、失敗が赦されないというまじめさが、母親を追い詰める、子どもにも失敗を許せず過剰に接してしまうのです。

もちろん、誰だって最初から親として完璧な存在ではありません。子どもが生まれて初めて親になるのです。忘れてならないことは、自分の未熟さを認めること、その上で親として成長しようとする素直な心を持つことが大切です。

毒親と気づいたときの改善方法

とりわけまじめで感受性の高い子の場合、親の気持ちを先回りして期待に添うような言動を取り、知らず知らずに抱え込んでしまい、ストレスが重なっていきます。

そしてある日突然、嫌気がさした子どもはすべてを投げ出してしまうかもしれません。ため込んだいっさいの感情を吐き出すように親に牙をむくかもしれません。
幼少から長きにわたって自分のやりたいことを押さえつけられてきたのです。自分が何をしたいのか、何のために生きているのかさえ分からないまま大きくなったのです。

子どもが爆発して初めて、自分の子育てに問題があったと気付くかもしれません。信じてきた子育てが間違っていたのかと驚き、」悲しみにくれるでしょう。

しかし、これは毒親を卒業するきっかけにもなります。子どもは自分の気持ちを吐き出すことで、親の過干渉から抜け出そうとしているのです。

子どもはいずれ独立し、自分の力で生きていかなくてはなりません。親が実現できなかったことを子どもで取り返すことはやめましょう。親のストレスや不安のはけ口に子どもを利用すべきではありません。

子どもは自分の分身ではないのです。子どもの人生のかじ取りは親が口出しせずに子どもにまかせましょう。

親が毒親だったという人は、自分の子ども時代と向き合うことから始めましょう。毒親に育てられていると自信の育児にも自信が持てず、理想の価値観を押し付けてしまう傾向が強くなります。毒親を反面教師にしたつもりでも、いつの間にか子どもへの対応が自分の親とそっくりになっていることに愕然とするのです。

過去の自分を見つめ直し、抑圧されてきた感情を受け入れてあげること。従うだけではなく、自分の意志を尊重して良いということを思い出しましょう。
自分だけで行うことは簡単ではないので、専門家の力を借りることも時には必要です。

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