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上野誠

10年のFP実務経験を持つ行政書士

上野誠(うえのまこと)

うえの行政書士FP事務所

コラム

住宅購入時における購入申し込みから引渡までのおおまかな流れ

こんにちは。
練馬区の行政書士・ファイナンシャルプランナー上野誠です。

前回に「ローン特約」のお話しを、またその前に手付解除のお話しをさせていただきました。
そこで今日はおおまかなものではありますが、自宅購入から引き渡しまでの流れについて把握してみることにしましょう。
なお今回お話しするおおまかな流れは主に建売住宅や中古物件に関するものとご理解ください。

購入申し込みから契約まで

自宅の購入における最初のところはおそらく不動産業者さんのところに相談に行ったり、現地販売会などの現場に行ったりするところから始まるものと思います。
そこから物件価格や諸経費などの予算がいくら必要か検討し実際に購入する物件が決まると購入申し込み、いわゆる「買付」を売主側に送ることになります。
売主がその申込を了承すると実際に契約に向けての動きが始まります。
申込から契約まではそれほど時間は空かないことが多いです。
概ね1週間以内には契約手続きに入るものと思います。

この契約に入る前に前提として「重要事項説明」が行われます。
この「重要事項説明」は宅地建物取引士の方によって説明がされるものです。
当該物件の概要、例えば所有者が誰か、担保に入っているのか否か、その物件をめぐる法令上の制限はあるのか、敷地と道路の関係性と言ったお話しや取引に関すること、例えば手付金や違約金、ローンに関することなどが説明されます。
わかりにくいところなどがありましたら説明をされる宅地建物取引士の方にしっかりと確認するようにしましょう。
この「重要事項説明」を受けて「重要事項説明書」に署名押印をしてから不動産売買契約に入ります。

不動産売買契約には売買代金や冒頭のリンク先でお話した手付金やローン特約のこと、引き渡し時期などが記載されています。
読み合わせをすると思いますのでこちらも不明な点はしっかり確認してください。
署名押印の上、手付金を売主さんに交付してまず購入時の第一ステップが終わります。

住宅ローンの申し込み

ここからは住宅ローンを利用する方にとって必要な第2ステップです。
「ローン特約」の内容に沿って金融機関に住宅ローンの申し込みを行います。
申し込みを受けた金融機関側で審査を行い審査が無事に完了すれば借入が可能になるわけです。

審査完了後に金融機関で住宅ローンを借入するための契約を行います。
この金融機関との契約日、実はけっこうたくさんの書類に署名押印をすることになります。
実際に借入契約をされた方から「たくさんあって何を書いたのかよくわからなかった」というお話しも時折耳にすることがあります。

主に署名押印する書類は実際にお金を借りるための契約である「金銭消費貸借契約書」、購入した物件を金融機関の担保に入れるための「抵当権設定契約書」、団体信用生命保険に加入するための申込書兼告知書などがあります。
内容が多くて大変ですがご自身が署名した書類がどんな書類かは理解するようにされるとよいでしょう。

引渡の手続き

契約を行い住宅ローンの準備が終わると最後のステップである引渡と登記です。
通常住宅ローンを借り入れる金融機関で仲介業者さんと売主さん買主さん、それに司法書士の方が一同に会し名義を売主さんから買主さんに変更するための手続きを行います。
司法書士の方が名義変更に必要な書類がそろっているかどうかを確認し、金融機関が住宅ローンを実際に買主さんに貸付、その貸し付けられたお金を使って売主さんに売買代金が支払われます。
また必要な経費などの精算が行われ売主さんから買主さんに家屋のカギなどが代金と引き換えに受け渡され引き渡しが終わることになります。

なお司法書士の方が法務局に登記の手続きを行ってから実際に買主さんの手元に登記識別情報(かつては権利証と呼ばれたものです。)や登記事項証明書などが届くのは引き渡しの日から約2~3週間程度かかるのが一般的です。
契約からここまで3~4か月ぐらいといったところでしょうか。
ただ状況によっては短い期間になったり長引いたりすることもあります。

ということで購入して実際に引き渡すまでのおおまかな流れをお話ししました。
参考にしていただければ幸いです。

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