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小林孝

未来を動かす人材を育てる企業変革のコンサルティング

小林孝(こばやしたかし) / コンサルタント

株式会社T&PSolutions

コラム

余儀ない変化

2021年1月13日

テーマ:イノベーションデザイン

コラムカテゴリ:ビジネス

昨日は効果的なオンラインコミュニケーション技術をご紹介したところ、多くの反響をいただきましてありがとうございます。ご興味ある方はこちらのコラムへどうぞ。

withコロナ時代に必須のリモートコミュニケーション技術

今日は私がコロナ過において遭遇したクライアント企業における様々な変化についてお伝えしましょう。

まず印象的だったのが「不要な社員層の見える化」です。従来は会社という箱に行くことによって力を発揮出来たり、仕事をしていることになっていましたが、リモートワークにシフトした会社の人事の方が「会社に必要な社員とそうでない社員が明確になった」とおっしゃっていました。今までは曖昧さを良しとしていた企業においても、能力主義・成果主義に観点を置いた会社経営を余儀なくされたということです。今後は45歳以上を対象とした早期首切りの方向性がより明確になっていくと思われます。

次に顕著だったのが、従来の仕事の進め方を捨てざるを得ない、ということです。例えば営業職などではこまめに顧客に顔を出して信頼関係を構築していくというのが主流でしたが、コロナ過では「会う」という行為が制限されてしまうため、違った形での営業スタイルを新規構築していく必要が出てきてしまいました。弊社に仕事を依頼してくる教育会社でも、従来のパターンを脱却出来た営業マンと、新しい方法を構築できずに苦しんでいる営業マンと明確に分かれてきてしまっています。仕事においては従来の価値を捨てて新しい方法を見つけ出すしかなくなっているのです。

これも従来はありえないことでしたが、多くの企業が考え始めたことに「会社という箱(建物)は要らないのじゃないか?」ということです。事実リモートにおいても生産性が落ちていない企業があり、そうなってくると家賃が発生する「箱」を都心に持つ、という必要性は無くなってきているのです。おそらく2021年は都心部の事務所需要は急速に冷え込み、バーチャルオフィスでの運営で十分という企業が多く出てくることでしょう。

こうした変化は自分から作り出したものでなく、変化を余儀なくされたというのは正直なところでしょうが、2021年はこれらがより顕在化し新しいやり方を作り出していかざるを得なくなることでしょう。弊社ではこうした需要にお応えするためにDFSS(Design for Six Sigma=新規プロセス構築手法)をe-Learningで学べる方法を開発しました。従来の延長線上では対応しきれない変化の時代、こんな方法論もあるといことを知っていただければと思います。

生物の進化と同じで、強いものが生き残るのではなく変化に対応できたものが生き残るという時代が、企業にとってもいやおうなしにやってきているのです。

DFSS(Design for Six Sigma)

この記事を書いたプロ

小林孝

未来を動かす人材を育てる企業変革のコンサルティング

小林孝(株式会社T&PSolutions)

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