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小林孝

未来を動かす人材を育てる企業変革のコンサルティング

小林孝(こばやしたかし) / コンサルタント

株式会社T&PSolutions

コラム

「出る杭は打たれる会社」は心配かも

2019年6月14日 公開 / 2019年7月12日更新

テーマ:イノベーションデザイン

コラムカテゴリ:ビジネス

皆さんこんにちは。

最近弊社への講習依頼で気になる傾向が出てきました。担当者との打ち合わせで、組織変革の必要性と方法を説明して、担当者が現状の自社の状況を鑑みて、今こそこういった活動に取り組まなければ、この先会社が先細りになってしまうと感じて「最終的にGOサインを出すために上長に許可をもらいます!」まではスムースなのですが、次の打ち合わせの時になると担当者の表情が違います。

「今は時期尚早と言われまして・・・」というのがそのパターンです。つまり出る杭は打たれたわけです。このケースは大変よくみられるのと同時に、日本企業の持つ、強みでもある一つの事を粘り強く進めることの弱点でもあるなと思います。今は10年先を読むことどころか、5年先もどんな変化が起こるか分かりません。その証拠にこのところ大きな会社でリストラがあったり、会社そのものが傾いて、海外に売却されたりといった事が頻発しています。

一方中国深圳(シンセン)のハイテク産業などは、新しい技術もどんどんと取り入れられ、もはや日本の開発力をはるかに上回り、シリコンバレーと深圳にこの10年間は世界のビジネスが引っ張られると言われているほどです。これらの産業の最大の特徴は意思決定の速さであり、出る杭を生かす企業風土なのです。

ビジネスの世界は現場で働く人が「変わらないとダメだ」と思った時には、すぐに動けるスピード力が勝負となる次の5年間が既に始まっています。この波に乗り遅れてしまう会社がこの先、多数発生してしまうのでは?ということを感じるビジネスの現場でした。

この記事を書いたプロ

小林孝

未来を動かす人材を育てる企業変革のコンサルティング

小林孝(株式会社T&PSolutions)

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