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廣瀬一京

レアメタルによるジュエリー制作を手掛けるデザイナー

廣瀬一京(ひろせいっけい)

東京ダイヤモンド株式会社

コラム

金属アレルギーが起こりやすい季節は夏

アレルギー対策用ジュエリー

2016年11月11日 / 2016年12月9日更新

ネックレスやピアスを身につけていて、突然かゆくなったり、肌が赤くなったりしたことはありませんか?

それは金属アレルギーかもしれません。

今まで同じものを使用しても起こらなかったのに、なぜ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、金属アレルギーは誰にでも起こる可能性があります。

やっかいなのは、一度特定の金属でアレルギーが発症すると、一生その体質が続くことです。その金属に触れると、同じ症状が出てしまいます。

したがって、できるだけ予防することを心がけたいものです。金属アレルギーが発症する季節は夏が多いのです。予防のポイントは汗の対策にあります。

汗が原因で金属が溶ける

金属アレルギーは大きく分けて2つの種類があります。

ひとつは接触皮膚炎です。これは、原因物質に触れた部分だけに発症するのが特徴です。
金属が直接肌に触れたことが原因で、その場所が赤くなったりかぶれたりします。

もうひとつは全身型金属アレルギーで、食べ物や飲み物、あるいは歯科金属が体に取り込まれ、体のあちこちに症状が出ます。

アクセサリーが触れたところにかゆみや湿疹が起こるのは前者、アレルギー性の接触皮膚炎です。

金属にただ触れただけではアレルギーは起こりません。しかし、汗をかいたところに金属が長時間触れていると、金属が溶け出して金属イオンとなり、肌に染み込んでいきます。そして人体の中のたんぱく質と結びついてアレルゲンとなるのです。

したがって、ネックレスをしても汗をかかなかったり(人は夏以外にも汗をかきますので、現実的ではありませんが)、タートルネックのセーターの上にネックレスをしていたりする場合などは発症することはありません。

よく汗をかく夏場に長時間ネックレスをする、そして汗で汚れたネックレスを再びつけるというようなことを繰り返していると、金属アレルギーを発症するリスクが高くなりますので気をつけましょう。

細菌と傷でリスクが高まる

金属アレルギーの根本的な原因については解明されていないのですが、起きやすくなる要素として、汗のほかに、「細菌」と「傷」が挙げられます。

金属が汗や体液に溶け出して金属イオンとなり、体内に入るのは前述の通りですが、そこに細菌が存在すると、金属といっしょに一緒に入り込みます。

この時、細菌の侵入に反応して免疫機能を担う白血球が退治しようと炎症物質をまき散らしながら増殖します。かゆみやかぶれが起こるのはそのためです。

そして、一緒に入った金属にも反応して攻撃を加えます。それ以降は、同じ金属が入ってきた場合も敵とみなし、攻撃するようになるのです。

また、金属製品を身につけているところに汗をかいて、その部分を引っ掻いてしまうと皮膚のバリアが壊れ、そこから細菌と金属イオンが侵入しやすくなるため、アレルギーが起こりやすくなります。

このように、金属だけでなく、細菌や傷の存在で発症するリスクは上がります。

金属アレルギーを予防するには

それでは、金属アレルギーが起きないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。

一番有効なのは、金属をつけないことですが、アクセサリーを楽しみたい方はたくさんいらっしゃいますので、これは現実的には難しいですね。

予防のために気をつけたいことは、次のようなことです。

〇汗をかいたら金属をはずす

〇アクセサリーを清潔に保つ

〇金属を付ける場所を清潔に保つ

〇傷がある場所にはアクセサリーをつけない

このほかに、なるべくイオン化しにくい金属を身につけることも予防になります。

金属アレルギーの原因となることが最も多いのはニッケルです。加工しやすく、安価で、錆びにくいため、市販のアクセサリーによく使用されています。
本体はニッケルで、金メッキを施したものなどもあり、メッキが剥がれてニッケルの成分が溶け出し症状を起こすこともあります。

このほか、クロム、コバルト、スズ、パラジウムなどもアレルギーを起こしやすいことで知られています。

金、銀、プラチナ、チタンなどは比較的アレルギーを起こしにくい金属ですが、可能性はゼロではありません。合金の場合、混ぜてある金属にアレルギーを起こすこともありますので要注意です。

アレルギーを起こしにくい金属としては、タンタル、ハフニウムなどのレアメタルも挙げられます。

もし、アクセサリーで金属アレルギーが発症してしまった場合、つけている金属をはずすと自然に治癒していきますが、症状がひどい場合は医療機関を受診しましょう。

ステロイド外用薬などによって治療するのが一般的です。治っても、それ以降はその金属を使用するのを避ける方が良いかと思います。
また、どの金属に対してアレルギーがあるのかをパッチテストによって調べることもできます。

夏季は、肌の露出が増えるためアクセサリーをして胸元などを彩りたい季節です。しかし、汗により肌トラブルが出る可能性が高まる季節でもあります。

首にアレルギーなどが出ても、冬のようにタートルセーターなどで隠すこともできませんし、汗によりさらにかゆみが増す場合がありますので十分に気をつけましょう。




金属アレルギーにならない結婚指輪
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