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福山裕康

潜在意識から心の悩みをひもとく心理カウンセラー

福山裕康(ふくやまひろやす)

メンタル・オフィス SINBI(シンビ)

コラム

摂食障害の”痩せへのこだわり”はどうすればいい???

摂食障害のカウンセリング

2018年6月25日 / 2018年9月20日更新

摂食障害の根幹にある痩せへのこだわり!!

摂食障害では、強烈な痩せへのこだわりが抜けず、
これが、困ったことになってしまいます。

頭では、

   ”もういいや”

と思っているのに、どうしても抜けない

     ”痩せへのこだわり”

これが強烈にあると、

    ”食べ物が身体に入ることさえ不快”

と感じてしまいます。


痩せへのこだわり・・・・・その痩せの自己判断基準

としてはいくつかありまが、いちばん多いのが、もちろん

    ”体重”



次に多いのが、

    ”見た目”

あとは、


    ”身体のサイズ”



    ”着られる洋服のサイズ”

といったようなもの。

見た目で圧倒的に多いのが、

     ”脚” 

ですね。


脚が細くなったかどうかが、

    ”ダイエット成功の判断基準”

になっていたりします。


このような体形が気になりだすのは、多くは中学生ぐらい。

思春期で急に身体が変わりだして気になりだしてしまいます。

次に多いのが高校を卒業する前後のあたりで、


特に多いのが、部活をやめたら急に太りだしたというもの。


そのあとだと、どこかでダイエットの限界を感じることがあるようです。

      ”ダイエットしても前のように体重が落ちない”

これは、中年期には明らかに現れてくるものです。


そのように、何か体形の変化に気がついて、気になって、
ダイエットを始めるわけです。


ここで、普通のダイエットで終わればいいのですが、


納得いくまで、とことんやりぬいてしまう・・・・・・

    ”体調が悪くなっても”

    ”精神的に不安定になっても”

    ”食べもので頭がいっぱいになっても”

     ”嘔吐をしてまでも”

それで成功してしまうわけです。


この成功体験が忘れられません。


まずは、私の価値は、

      ”痩せていることにある”

      ”痩せていなければ私ではない”

という思いが強くなるわけです。


痩せのこだわりが抜けない理由の一つはここにあります。


そして、もうひとつ、痩せへのこだわりが抜けない理由は、

      ”自己否定”

です。


自分の存在価値をかなり否定的に捉えています。

      ”痩せている自分以外に、自分の存在価値が認められない!!”

のです。


どうしてそのようになってしまったのか???


というと、


多くは、

     ”ずっと否定されてきた”

     ”褒めてもらったことがない”

     ”自分の存在を認めてもらえていない”

そこには、出生時の問題が絡んでくことが良くあります。

      ”本当は、男の子が望まれていた”

      ”予定外の子どもだった”

      ”出産を祝福されていなかった”

そして、幼児期の様々な問題も影響していくものです。

        ”私は愛されていない”

        ”生まれてくるべきではなかった”

        ”私に存在する価値はない”

そのような思いが、痩せへの強い拘りと関わってっている
場合がよくあります。

この自己否定の影響力というものはとても大きなものです。

       ”自分はダメ”

       ”自分には価値がない”

       ”自分は役立たず”

       ”自分は存在してはいけない”

などと、自己否定していくと、その否定から、

       ”私は人並みに食べてはいけない”

       ”私は楽しんではいけない”

       ”私は満たされてはいけない”

といった気持ちが生まれてきてしまいます。


そしてさらに、

       ”痩せていなければ価値がない”

       ”痩せていることでしか人には勝てない”

       ”病気でいれば同じ土俵に立たなくても大丈夫”

といったように、痩せや病気への執着というものが生まれてきてしまいます。

では、

      どうやってそこから抜け出していけばいいのか???

ということですが、そこで、大切になってくる要素として、

     ”不安”と”安心”

というものがあります。


成功体験が深く刻まれるのも、自己否定の傾向が強くなってしまうのも、
そこには、大きな不安と安心の欠如というものが強く影響しています。


不安で安心がないから、自分に自信が持てずに自己否定していって
しまうことになります。


不安で自信がないなかで、成功体験をすると、
とても達成感を感じられて、深く刻まれていくわけです。


だから、

自己否定を和らげていくには、不安を無くして安心をつくっていくということが
ひとつの重要な要素になっていくわけです。


対人関係療法などでは、対人関係で安心をつくり不安を軽減していくと
いうことをやっていきます。



ただ、

自己否定感を軽減していくためにいちばん効果的な方法は、
自己否定をするようになってしまったその原因をしっかりケアして
いくという方法です。

      自己否定が、どこから、

      どのようなプロセスを経て形成されていってしまったのか?

そこを明らかにして、問題解決していくというところが大切なところになってきます。


ここを解決していくのは、対人関係療法だけでは困難を伴うものです。

ここで効果的に機能してくれるのがイメージ療法やヒプノセラピーやNLPなど
の心理療法になります。


摂食障害を治療していく上では、やはりここがとても大切になってくるところです。


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