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村井敏夫

独自の消臭トータルケアで悪臭を解決する臭気判定士

村井敏夫(むらいとしお) / 消臭抗菌予防

日本消臭抗菌予防株式会社

コラム

【におい教室】においを感じる感覚

2019年7月25日 公開 / 2020年2月22日更新

テーマ:においの元

コラムカテゴリ:くらし

ウェーバーフェヒナーの法則って何?




「におい」は、五感のひとつであり、人間が感じる感覚であって、外界の物体による刺激によって、引き起こされます。
そして、「におい」は大変奥の深い世界です。


今回は、この「におい」について、物理学の観点からみてみます。

「ウエーバー・フェヒナーの法則」というものがあり、「刺激量と感覚強度は、対数関係で表される」という学説です。




「きちんと知りたい においと臭気対策の基礎知識/日刊工業新聞社」 より



方程式では、

Y=alogX+b

で、表せます。

もうこの時点で、頭が痛くなっている方もいらっしゃるでしょうけど、もう少しお付き合いください。


Y=感覚強度=「におい」の強さ
X=刺激量(ppm、%)=「におい」の濃度


Y=1.0のとき、X=100としたならば、
Y=0.5にするには、X=3となる。



つまり、「におい」の強さを2分の一にするには、「におい」の濃度を、
97%除去した3%にしなければならない。

というものです。



さらに、

Y=0.3にするには、X=1となる。

つまり、「におい」の強さを30%にするには、「におい」の濃度を、
99%除去した1%にしなければならない。
というものです。


わけわからない
もうかんべんして、って感じでしょうか?


もう一度繰り返しますと、

「におい」の強さを2分の一にするには、「におい」の濃度を、97%除去した3%にしなければならない。

「におい」の強さを30%にするには、「におい」の濃度を、99%除去した1%にしなければならない。


物理学上での方程式です。



私は納得しました。

消臭作業をしているとき、
「におい」は、なかなか反応してくれませんが、ひとたび減ってくると、がく~んと減るということを、作業現場で体感してきました。


まさにこのことを数値化した法則なのです。

消臭には、論理的であり、かつ、サイエンスがあります。

この記事を書いたプロ

村井敏夫

独自の消臭トータルケアで悪臭を解決する臭気判定士

村井敏夫(日本消臭抗菌予防株式会社)

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