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小関陽子

自分を喜ばせる仕事を引き出すキャリアコンサルタント

小関陽子(こせきようこ)

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コラム

自分の職務 理解していますか?~ジョブディスクリプション~

「あなたの職務は何ですか?」と訊かれた時、
皆さんなら、何と答えますか?

部下に「私の職務は何ですか?」と尋ねられた時、
あなたは、応えられますか?

ジョブディスクリプション(職務記述書)というものをご存知でしょうか。
欧米では当たり前に存在するものですが、
ある意味「働き方記述書」とも言えると思います。

日本企業には未だ、馴染みはないかなぁと思います。

欧米では殆どの職務にはジョブディスクリプション(職務記述書)があって
採用の際もこのジョブディスクリプションで同意をします。
その為、一般社員はその範囲の仕事しかしない。というのも理解できます。

では日本では?

日本企業に明確なジョブディスクリプションが存在しないのは
日本の文化的背景が関わっていると思います。
日本では、職務範囲外の事を進んでやる事を求め、奨励する文化があるのと思います。
それに加えて、暗黙の了解文化という個人の采配が振るわれる(笑)
曖昧文化も大きく影響しているのではないでしょうか。

日本文化の良さは勿論あるのですが・・・・
職務範囲、自分の守備範囲
この「範囲」に基準が無く、個人によって、企業によって違う
というのが、今の時代にミスマッチを起こしているように思います。

終身雇用が前提で、転職は特別な事、という時代なら
その会社が求める職務範囲を自分なりの守備範囲として理解すれば良いだけなので
その行動範囲、様式が決められ、活躍も出来るのですが
その範囲、様式はその会社だから通用する事、とも言えます。
それは別の会社にいけば、その範囲は「不十分」に成る
ということです。
この企業独自ルール、属人性、暗黙の了解文化は
段々と社会で不具合を起こし始めているように思うのです。

日本の働き方が、世界標準とはズレてしまっている要因
でもあるのではないでしょうか。

ビジネス社会現状を考えてみましょう。
企業も、個人も「独自性」と「多様性」が求められています。
これって実はとても複雑なんです。

個性を活かせ!でも協調せい!
そんな都合よく・・・(^^;)
難しいですよね(笑)

でもそんな複雑な社会が「今」なんです。
だから、ギチギチに決まったジョブディスクリプション通りの

「これがあなたの仕事!」
「これが私の仕事なんだから、これしかしません!」

的な欧米の働き方よりも
日本型の臨機応変に自分の守備範囲をポジティブに広げていける働き方は
実は結果は出ると思います。

ただし、全てが曖昧、企業によって違う、個人によって違うでは
成果は出にくいのも事実

曖昧さと複雑さのあるビジネス社会だからこそ
最低ラインとしての、方向性の示せる職務・職域を
言語化し書面化し、理解を共有する事は
この混沌とした時代に成果を出すためには、とても重要ではないでしょうか。

評価もこの職務に対する明確な基準が無ければ
本来は評価出来ないはず。
一般的な定量定性評価は「社員として」や「階級」の評価は出来るでしょうが
一番すべき職務に対する評価の基準は「ジョブディスクリプション」です。

それが曖昧、という事は
≒上司の采配
によって全てを決めている
という事です。

そして残念ながら評価できるスキルがある管理職ばかりではない
というのは多くの企業の現実課題です

とは言え
企業内で変化の激しいジョブディスクリプションを作成し
UPdateしていくのは、中々大変な業務ですよね。
ShareThat含めて、ジョブディスクリプションを作成する外部会社も
少しずつですが増えてきたように思います。

この機会に是非一度、ジョブディスクリプションの活用や意味について
御社でも考えてみると良いのではないでしょうか。


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