磯部優子プロのご紹介
尽きないお茶への探究心 お茶を通じて忙しい女性の生活に活力と彩りを(2/3)
お茶が繋いだ人と人との出会いの素晴らしさを感じ、帰国後お茶の魅力を伝える教室を開講
「香港に移り住んだ頃は知り合いも少なかったのですが、中国茶を学び、お茶会を開いたり、教えたりしているうちに、お茶が繋ぐ人との出会いが増え素晴らしいと感じ、帰国後もお茶の魅力を伝えて行ければと考えました」
日本に帰国後、最初は名古屋に住み、日本の方にもっと手軽に中国茶を楽しんでもらえるようにと、ダイニングテーブルの一つの席を茶席に見立て、中国茶のお茶会を開くというスタイルを試みました。西洋と東洋を織り交ぜ、最初は驚かれるほどでしたが、今では元からあったかのようにポピュラーなスタイルとなったそうです。お茶の楽しさを伝えることを何よりも大切にし、現地で本格的に学んだ磯部さんならではのアイデアが活きた形と言えます。
当初は知り合いだけで、定期的に開いていたお茶会はどんどん話題になり、東京の現在の地に移り住んだのをきっかけに、満を持して自宅の一角を現在の中国茶紅茶教室として、開講することになりました。
「度々の引っ越しで寂しさを感じた時や、子育てが大変な時、お茶は一人の時間を豊かにしたり、気軽なおもてなしをしたり、心に潤いをもたらしてくれる大切な存在でした」と磯部さん。自分自身の経験もあり、教室の対象者は、ご自身を大切にする時間をもってほしい女性限定にしました。