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オンライン面接の留意点(就活生用アドバイスから)

2020年5月16日 公開 / 2020年5月24日更新

テーマ:キャリア

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: キャリアコンサルティング

最近、縁あって週に何回か、就職活動中の学生さんのキャリア面談をしています。
今年は特に、就活の時期が遅れたり、会社説明会が延期やオンラインになったりで、学生さんもスケジュールが立たず、苦労している様子が見られます。

オンライン面接の練習をさせてください!と依頼されることも増えました。
巷に「オンライン面接の時の注意!」みたいなノウハウ的なことは沢山出ていますが、まだまだ「勿体ない!」と感じることが多いです。

リアルの場と異なり、オンライン面接では設定や工夫で印象が大きく変わるのも事実です。
このため、学生には、面接という貴重な場で誤解なく「こんな自分と思ってもらいたい!」という姿が相手に伝わるよう、「場の設定」についても指導しています。

以下は、私が日々就活学生さんに伝えているオンライン面接の設定チェックポイント10項目です。
逆に面接をする側の方にも参考になる点があるかもしれませんので、是非チェックしてみてください!

1. 正々堂々と顔を映す!

カメラに見える自分が恥ずかしくて、少し離れて自分を映す方がいます。
でも、それは自分は安心しますが、自分を分かって欲しい場面では勿体ないです。
画面に小さく映ると、それだけ距離感を感じます。それは親近感を薄めることにもなりかねません。

先日、とある会社のリーダーの方が、オンラインになって自分の顔を画面に大きく映すように気を付けている、その方が自分を身近感じてもらえ、真剣さが伝わると話していました。

全く同感です。

そして、顔うつりが一番良い場所を選んでください。
先日模擬面談をした方で、「大人しく、控えめ。エネルギーをあまり感じない」と思っていた方が、場所を明るいところに変えてみたら驚く程朗らかな表情の方と分かり、驚いたことがありました。
顔に電気を照らす(白色系電気)、窓の光を利用する等、色々工夫してみてください。一番良い場所は机ではない場合も多々ありますよ!

自分の顔が見えるのがイヤであれば、ZOOMであれば相手のみを映すことも可能です。
操作方法はGoogle先生に聞いてみてください。

2. 必ずイヤホンを使う

イヤホンを使わないと、周囲の音を拾ってしまいます。
先日も模擬面接中に、窓の外で救急車が通過し、全く音が聞こえなくなることがありました。
自分は状況を理解しているので気にならないですが、面接官側にも聞こえてしまい、せっかくの話が聞き取れなくなります。
必ずイヤホンをすることをお勧めします。

余談ですが、昔、仕事で海外と電話会議を行っていて、自宅からスピーカーフォンで参加されていた日本側の発表者が話している後ろで

「♬ た~けや~、さおだけ~♬」

が鳴り響き(笑)、当然会議も中断。世界各国の方に聞いてもらう羽目に。
しかも、通過するまでやたらと長い。
海外の方から、「そのMusicは面白いね、何?」と興味津々で聞かれて説明に困っていました。

脱線しましたが、ということで要注意です。

3. カメラの位置を目線まで高くする

これを伝えると「そうなんです、でも下に置いてるので無理で~」なんて早々に「仕方がないんです」モードを出す学生さんがいます。

勿体ないです!!! 工夫してください!!! 努力してください!!!

カメラの位置が下にあると、面接官からは上から目線に見える、声が下を向いてしまう、表情が固まりやすい等、勿体ないことだらけです。
私もティッシュ箱で調整したり、苦労しています。
でも、一度設定してしまえば安心なので、是非やってください。

ちなみに、これは面接官側にも言えます。圧迫面接をしているつもりはなくても、妙な威圧感を与え、学生が委縮してしまうことになりかねないので要注意です。

4. 背筋伸ばす

パソコンやスマホの画面に向かって話していると、どうしても肩が丸まります。
それだけで、縮こまって、自信がなさそうにも見えてしまいます。

コツとしては、カメラの後ろに人がいるつもりで話す(何ならカメラの後ろにポスターでも貼って、そこに向けて話す気持ち)。胸筋を開く!

5. 背景にうつるモノは存在感を消す!

オンラインだと画面越しに家の様子が見えるようになります。
SNSで芸能人の家の様子が見えるのが楽しい、ということで、それを良しとする世の中の流れもあります。
が、就活面接はフォーマルな姿で臨むことが多いので、生活感丸出しだと、チグハグ感が出てしまいます。

せめて、単色のシーツをかぶせる等して、後ろに見えるものは存在感を消しましょう。

ところで、ZOOMでは仮想背景を設定する機能があります。
利用の場合は単色背景等、シンプルなものをお勧めします。
また、背景や自分のカメラとの距離によっては、自分の一部が背景と同化してゾンビみたいな恐ろしい姿(;゜Д゜) になることもあります。

仮想背景を使う場合は必ず試して、手の動き、顔の角度によっても全部写ることを確認した上で使うと良いと思います。

6. ジェスチャー1.5倍

立体感がないことや、オンラインの画面越しということもあり、リアクションが相手に伝わりにくいです。
笑顔でいることを分かって欲しければ、相手が「笑顔だな」と気が付く形で笑顔にしないと伝わりません。

頷きも、ちょこっと首を動かす程度だと、画面のユレ(笑)位にしか思ってもらえないかも。
よって、特に笑顔は通常の1.5倍位を意識しましょう。

ちなみに、私はオンライン面談初期に、一生懸命相手の話を聴いていたら、後でクライアントさんに、「話している間に、ゆきさんの画面がフリーズしているのかと心配になった」と言われたことがあります(笑)

7. 面接官のリアクションは気にしない

前項の逆ですが、面接官のリアクションも薄く感じます。空気感が伝わらないので尚更です。
しかも、相手のカメラの位置がずれていると、目線があわず、自分の話を聴いてくれているのか、興味ないのか、聞こえているのか不安になりますよね。手元で何をしているのか分からず、ドキドキもあると思います。

オンラインだと相槌を入れると音声が混ざる可能性があるため、対面よりも相手の話が終わるまでは静かにしています。また、メモを取る場合、目線が下を向いたりしていることも多々あります。

なので、そこは不安にならず、オンライン特有と思ってください!

8. ハネ系のオシャレ髪型は要注意

オンラインでは、対面時のような立体感を感じることが難しいです。
対面ではオシャレなハネ系の髪型は、寝ぐせかと思える場合もあるので、要注意です(笑)。
これは、自戒を込めて(~_~)

9. ZOOM画面の名前変更お忘れなく!

超基本的なことですが、意外と対応していない学生さんが多いのが、ZOOMの表示名。ニックネームで登録している方も散見されます!

自分のフルネームが表示されているか、要チェックです!

10. デスクトップの整理整頓!

最近では、面接でプレゼンをするケースも出てきました。その時、自分のプレゼン資料はすでにPC上に開いておきましょう。そして、ZOOMの画面共有ボタンを押したらすぐにプレゼン資料に飛ぶように設定をしておきましょう。

ただ、それでも操作方法を誤って自分のデスクトップが見える場合があります。
その時に見られては宜しくないファイル名が見えたりする危険があります。

デスクトップのものは、面接前にすべて1つのフォルダに投げ込んでおいて、スッキリさっぱりさせましょう。
デスクトップがファイルだらけの人は、頭の中もゴチャゴチャなのかなという印象を与えます。

以上、かなり長くなってしまいましたが、就活学生さん向けオンライン面接のチェックポイント10項目でした。

面接を担当される方にも参考になる点があれば幸いです。


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この記事を書いたプロ

櫻木友紀

外資系&女性管理職育成に強いキャリアカウンセラー

櫻木友紀(Natural Step(ナチュラルステップ))

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