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相続・年金・ライフプラン、中高年の皆さまの相談相手のFP

高伊茂(たかいしげる) / ファイナンシャルプランナー

高伊FP社労士事務所

コラム

遺言の効用、その2

2021年10月15日

テーマ:相続セミナー

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: ライフプラン 相談相続対策

遺言の効用、その2

遺言の効用の続きです。

(4)家族関係が複雑な人は遺言を
離婚や再婚をした人の相続は、相続人どうしが疎遠で
あったり、相続人になる人を被相続人か知らない場合
があります。

たとえば、離婚した場合、離婚前の夫婦間に子がいる
場合、その子は両親それぞれの相続人になります。
ところが、離婚した親が再婚した場合は、その子は
親の再婚相手と養子縁組をしないと、その再婚相手
の相続人にはなれません。

具体例で言い換えると、次のようになります。
父(Aさん)と母(Bさん)が離婚しました。二人の
間の子であるCさんは、Aさん・Bさんの相続人に
なります。
ところが、Aさんが新しくDさんと結婚(再婚)した
場合に、CさんとDさんが養子縁組をしないと、Cさん
はDさんの相続人になれません。
では、DさんがAさんと結婚(再婚)する前に、Dさん
の子Eさんがいたらどうなるでしょうか。
やはり、EさんとAさんが養子縁組をしないとEさんは
Aさんの相続人になれません。
養子縁組をしていない場合では、AさんあるいはDさんが
亡くなったときに、再婚相手の子にも財産を相続させる
には、遺言が必要となります。

あるいは、離婚した相手が二人の間の子を育てていて、
その後ズーっと音沙汰なしで疎遠になっている場合の
相続を考えてみましょう。
相続が開始されたときに遺言がない場合には、遺産分割を
することになりますので、心理的なこともありすぐには
話し合いがまとまらないかもしれません。
ドラマにあるような、先妻(夫)の子と後妻(夫)の子
の間でのドロドロした相続争いは見たくありませんね。

この記事を書いたプロ

高伊茂

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高伊茂(高伊FP社労士事務所)

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