マイベストプロ東京
高伊茂

相続・年金・ライフプラン、中高年の皆さまの相談相手のFP

高伊茂(たかいしげる) / ファイナンシャルプランナー

高伊FP社労士事務所

コラム

相続の基礎、その16

2021年9月16日

テーマ:相続セミナー

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: ライフプラン 相談相続対策

相続の基礎、その16

きょうは、生命保険金などを受け取った場合の、
相続税が非課税になる金額についての1です。

1.生命保険金等の非課税金額
法定相続人1人当たり500万円非課税となります。
したがって、例を挙げると次のようになります。

(1)ケース1
法定相続人:AとBの2人
Aの受取保険金額:600万円
Bの受取保険金額:400万円
受取保険金額の合計:1,000万円
非課税となる保険金額:500万円×2=1,000万円

したがって、AもBも受取保険金額のすべてが非課税
となります。

(2)ケース2
法定相続人:AとBとCの3人
Aの受取保険金額:1,000万円
Bの受取保険金額:500万円
Cの受取保険金額:なし
受取保険金額の合計:1,500万円
非課税となる保険金額:500万円×3=1,500万円

Aの非課税金額:
1,500万円×1,000万円/1,500万円=1,000万円
Bの非課税金額:
1,500万円×500万円/1,500万円=500万円
Cの分の非課税枠が空いているので、非課税枠を
受け取った保険金額の割合で按分計算して、A・B
とも受取保険金額のすべてが非課税となります。

(3)ケース3
法定相続人:AとBの2人
Aの受取保険金額:1,500万円
Bの受取保険金額:500万円
受取保険金額の合計:2,000万円
非課税となる保険金額:500万円×2=1,000万円

Aの非課税金額:
1,000万円×1,500万円/2,000万円=750万円
Bの非課税金額:
1,000万円×500万円/2,000万円=250万円
受取保険金額の合計が非課税となる保険金額を
超えていますので、非課税枠を受け取った保険
金額の割合で按分することになります。


死亡退職手当等については、次回お伝えします。

この記事を書いたプロ

高伊茂

相続・年金・ライフプラン、中高年の皆さまの相談相手のFP

高伊茂(高伊FP社労士事務所)

Share

関連するコラム