時代の変化とともに、ビジネスの課題は形を変えています。その数も増え続け、どこから手をつければいいのかわからない、という経営者の方も少なくないのではないでしょうか。



ひとつの課題に対応しても、また別の難題が表れます。大きな変化に対して、小手先の対応では時間もお金も余計にかかってしまいます。対応すべき問題点の本質を掴んだ、抜本的な改革が求められているのです。



誰もがそのための知恵を求めるわけですが、世の中にはビジネスノウハウがあふれています。どれもが正しく見え、そしてそのどれもがすべての課題を解決してくれるわけではありません。



ビジネスを考える上で、どんな理論を拠り所にすべきなのか。その答えとなるのが、本書です。



著者は人口減少を転換点に、それまでの社会を「成長社会」、その後を「成熟社会」と定義しています。そこで取るべき対応をひと言で表せば、「常識を変える」です。



急激な時代の変化を前に、「前はこうだった」といっていてもどうにもなりません。新しいルールを知らなければ、取り残されていくばかりです。「昨日までの常識は今日の非常識」と言いますが、ビジネスにおけるルールは根本から逆転しています。これから起こることではなく、すでに起きている変化です。



本書では、「イノベーション」「ビジネスモデル」「マーケティング」「リーダー」「マネージャー」「財務」「予算」など、ビジネスの現場で課題となる要素を広く解説しています。新時代のビジネスの担い手である方には、必ず役立つ内容です。



不確かな時代のバイブルとして、ぜひ1冊お手元に置いていただければ幸いです。





『成熟社会のビジネスシフト』

著者：並木 将央
出版社：総合法令出版
価格：1,650円（税込）
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https://www.amazon.co.jp/dp/4862807127


■目次
第1章　すでに過ぎた転換点
第2章　イノベーションが生まれる場所
第3章　成熟社会型ビジネスモデル
第4章　マーケティングの常識が変わる
第5章　企業・顧客・社員の新しい関係性
第6章　リーダー・マネージャーの役割
第7章　財務・予算の目的は
第8章　すべての歯車をかみ合わせるために

引用URL：https://keieishaterrace.jp/article/detail/15172/