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藤原伸浩

子どもの心と学力を育てる地域密着学習教室講師

藤原伸浩(ふじわらのぶひろ)

合同会社ReON / きぼう塾

コラム

リビング学習の効果を高める「人の関わり」

子どもが伸びる環境のつくり方

2016年11月2日 / 2018年9月14日更新

こんにちは、東村山・萩山駅徒歩5分 小学生の「第二の勉強部屋」 きぼう塾をしている、元小学校教師の心理カウンセラー 藤原先生です。


昨日、お子さんが宿題をする様子を観察してみましたか?

お子さんは、どこで宿題をしていましたか?

どんな様子でしたか?



前回は、リビング学習の可能性について取り上げました。
(リビング学習については前回の記事をご覧ください)

あくまでチャンスがあるだけですから、場所をリビングに移しただけでお子さんが変わるわけではありません。

環境プラスそこにいる人の関わりひとつで、結果が大きく変わるということをお伝えしましたね。

そこで今回は、引き続きリビング学習について、一緒に考えていきたいと思います。




さて、お子さんが宿題をする様子を観察してみて、気づいたことはありますか?

宿題をする部屋は、実はどこでも関係ありません。

その子に合った部屋を選べばOK。

宿題をする部屋がどこであっても、親御さんがお子さんの様子をみて気づくことは、「集中の持続」が最も多いんです。


目の前に宿題があるのに、周りの物に気を奪われて集中しない。

理由はよく分からないけれど、集中する時間が短い。

ダラダラ時間ばかり経って、一向に終わる気配がなくつい口を出してしまった。


こんなことってありませんでしたか?



子どもがすすんで勉強に集中してくれたら嬉しい親心。

でも、放っておいて子どもは親の願うような集中力を発揮するわけはないのです。

リビング学習が良いからといって、安易に取り入れても効果は実を結びません。

必要なのは、実は親である私たちの考え方を少し転換することだったのです。

親である私たちの考え方をちょっと転換するだけで、リビングでも勉強部屋でも、もちろん学校など どこであっても子どもは本来もっている力を十分に発揮しだします。



ここで、わが子の集中力がUPする親の関わりについて、「基本的な考え方」をお伝えしますね。


放っておいても子は育つ が、圧倒的な「共感」 が差をつける


小学校に行っている間、親はお子さんのことをほったらかしですよね。

でも、ちゃんと育っています。

なぜなら、学校で先生がいて、仲間がいて、その人との関わりの中でお子さんが磨かれているからです。

ただし、先生も仲間も、四六時中お子さんのことをみて、声をかけ、面倒をみてくれているでしょうか。

答えはNO。


学校に行っている間、お子さんはほったらかしなのに、それも声をかけ面倒をみることも家庭ほど十分ではないのに、なぜちゃんと育つのか。

それは、学校という場で、自分が共感し、他者から共感される機会が多くあるからなんです。


授業中、友達の意見を聞くことも他者への共感。

自分の意見を発表することも他者から共感される場面ですよね。

もちろん、自分とは違う意見も出ることでしょう。

頭から否定したり、打ち消したりすることはないはずです。

最後まで聞きますよね。

これは、共感する態度ができているからです。


一緒に様々な活動をして、同じ時を過ごす。

人それぞれ違いはあれど、共感する態度をもって、一緒に過ごす。


だから、学校に放り込んだだけなのに、子どもは知らず知らず成長を加速してるのです。

授業参観や行事などで学校に足を運んでわが子の姿をみると、感慨深くなるのもこうした理由からなんですね。



集中力UPから話題がそれたように思いますが、ここで出てきた「共感」というのが差をつけます。

集中力には、確かな土台が必要なのです。


わが子の同級生で、光っている優等生って必ずいますよね。

勉強も良くできるし、発言もすすんでしている。

言葉遣いもよくて、実に育ちが良い。

そんな子には、実は、家庭に秘密があるんです。


それは、「圧倒的な共感」の機会が多いこと。


彼らは親から、自分自身の存在を十分に認められながら、数値では測れない人が生きていく上で大切なことを学んでいました。

思いやること、協調すること、やり抜く力、自制心、勤勉性、自尊心、信頼、意欲、社交性などです。

どれも数値では表せないものですよね。

子育ての質を問うものです。

ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授や、アメリカで40年にわたって調査されているプロジェクト(ペリー就学前プロジェクト)などが、この子育ての質が子どもの成長に大きく関係していると主張しています。


放っておいても子は育ちます。

さらに育つ秘密は、家庭での親からの「共感」にあります。

親から、思いやりや協調性、やり抜く力などについて折に触れ学び、学校だけでは学べないことを少しずつ子どもの心に育てていけるとしたらどうでしょう。

当然、集中力もUPして、すすんで学ぶことを楽しめるようになります。


そういった意味から考えてみると、リビングで勉強するというのはメリットが多いです。


学校であった出来事を話し、親やきょうだいに聞いてもらえることひとつでも共感されていることを感じられます。

集中が続かないことを相談し、一緒にアイデアを考えることはやり抜く力や自制心を高めることにつながるでしょう。

その一瞬一瞬が、わが子の集中力の確かな土台をつくっているのです。



お子さんがリビングであれ、勉強部屋であれ、宿題に取り組んでいる時は、ぜひ「共感すること」を意識して接してみてください。

キーワードは、思いやること、協調すること、やり抜く力、自制心、勤勉性、自尊心、信頼、意欲、社交性です。


ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。


今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。

藤原先生でした!

この記事を書いたプロ

藤原伸浩

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