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細川莉夏

ピアノを通して人生の可能性を広げるピアノ講師

細川莉夏(ほそかわりか)

細川ピアノ教室

コラム

クラシック音楽の可能性

ピアノで脳トレ

2015年2月3日





先日、たまたまyoutubeで、芸能人のかたがピアノの腕を競う番組の
録画を見ました。

それでよくよく考えると、その番組は、私が昨年、番組企画の協力をさせて
いただいたものであるようでした。

お話を頂いた時点では企画段階で、
その企画が番組として成り立つかどうかを判断するために、
シュミレーション協力してほしいというご要望でした。

芸能人がピアノを弾いて競い合うという企画で、ピアノの速弾きや、
日常に良く聞く音の耳コピでやったら可能かどうか、という内容です。

当日持っていらしたポピュラー曲の楽譜を初見で弾いて、
それを2倍速、3倍速、限界まで・・
というように速さを上げって弾いたり、
日常的に良く聞く音(パソコンの開く音、コンビニの入店の音、駅メロ、
オバケの出る音?などなど)
をピアノの音で再現してみました。

一生懸命弾かせては頂いたのですが、
でも、曲を2倍3倍して、これって音楽なのかしら?
ただ速弾きしても聴くに堪えないのでは?
競争にしても、審査員が何を基準に選ぶのかしら?
忙しい芸能人が、これを初見で弾ける人がいるのかしら?・・など、
実は気になることもありました。

出来上がった番組では、
ポピュラーではなくクラシックの有名曲をメトロノーム音をつけて、
1,2倍、1,3倍までにして(無謀な倍速はせず)
勝ち負けの基準については、ミスタッチをするとカウントされるキーボードを使って、
ミスタッチが少ないのを競うという、
非常に分かりやすく、フェアなものになっていました。

私は何か意見を言ったつもりもないのですが、その時感じた疑問をすべてクリアして、
しかも出演者の選定もとてもいい感じで、思わず引き込まれてしまうような、
とても面白い良い番組になっていました。

番組制作のプロってすごい、と思いました。

私が協力させていただいているクラシック音楽の重ね聴きの楽曲がありますが、
これは、認知科学者のドクターが能力開発の方法としてご考案されているものですが、

これも、最初は、複数のクラシックの楽曲をうまく重ねることなんてできるのかしら?とか、
クラシックの楽曲はそもそも、それだけで完成された作曲家の世界なので、
こういう方法が認めてもらえるかしら?など、心配もありましたが、

いざ取りかかりだしたら、新たな音楽の世界に飛び込んだようで、
複数の楽曲を一つに聴こえるように組立て、
音源制作の専門家のかたのお力も得て、
音楽の奥深さを感じて頂けるような作品にできて、
皆様にご好評もいただける内容にすることが出来ました。
(このような能力開発の方法は、世界で初めてです)

クラシック音楽はルールにのっとって作られている厳格なもので、
演奏家は常に、作曲家の意思を読み取るという作業を重要視されるために、
何か新しいことをするのが良くないようなイメージもあるのですが、

そういう制限を少しはずしてみたら・・

クラシック音楽も「音楽」の一つのジャンルであり、
そして、音楽は「芸術」の一つ、という抽象度でとらえていけば、
新しいチャレンジとか、他業種とのコラボなど、
いろいろな可能性をもつものではないかと思うのです。

最近、作曲家の新垣隆氏(佐村河内さんのことで有名になってしまいましたが)が
バラエティーなどエンターテイメント系の番組に出られて、
ピアノや作曲も披露されていますが(新垣氏は正統派の本物のクラシックの作曲家です)

ジャズやヒップホップのかたと現代音楽をコラボしたり、即興で演奏を披露したり、
素晴らしい音色で楽しませてくださっています。

こういうご活動をきっかけに、クラシックへの興味を持つかたが増えて、
ピアノ音楽の魅力や、弾いてみたいと思う人が、
もっと増えてくれたらいいなーと思います。
(弾かないピアノをお持ちのかた、売らないで、また弾いてあげてください♪)

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