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細川莉夏

ピアノを通して人生の可能性を広げるピアノ講師

細川莉夏(ほそかわりか)

細川ピアノ教室

コラム

本番で力を発揮するための方法

ピアノで脳トレ

2014年8月22日





緊張してしまうとき


NHKの朝の連続テレビ小説の「花子とアン」が面白くて、見ています。
主人公の花子のモデルは、「赤毛のアン」の翻訳者の村岡花子氏です。

9月末までですから、あと、1か月ちょっとというところでしょうか。

今週のスト―リーでは、花子が、ラジオ局から依頼されて、
子供向けにニュースを読むことになりました。

時は、大正時代ですので、ラジオに出演できるなんて、めったにない大変なこと。

その上、もともとあがり症の花子は、練習の時に緊張のあまりとちりまくり、
指導役のアナウンサーからあきれられる、という場面がありました。

花子役の吉高由里子さんは、現代版の吉永小百合さん?みたいな雰囲気で、
はじらいを含んだ笑顔がなんとも可愛くて、
緊張してとちっても、それはそれでOKなのですが・・^^

それはともかく、「本番」で、それまでの力を発揮することは、
誰しもが目指すところではあります。

しかし・・一生懸命練習しても、
そのまま本番で力を発揮できる人と、そうでない人がいます。

それがなぜなのか、そして、どうしたら本番でも力が発揮できるようになるのかを、
お話したいと思います。

メンタル面の自己管理



ピアノにとっても、本番はつきものです。
発表会、コンクール、グレード試験、などなど。。
ピアノは弾き直しができませんし、
それまでの努力を考えると、なんとか力を発揮したいのです。

とはいえ、やはり、自分の出番が近づけば、ドキドキドキドキ・・してしまいます。

そんな時、自分で、自分のメンタル面を管理を出来たら、いいですよね♪

力を発揮するには、集中力が必要なのは、誰しも分かりますが、
その集中力は、どういう状態から生まれるのでしょうか。

それはリラックスした身体の状態が前提になります。

それをどのように得るかといいますと、まず、環境面です。

そこの場所が、自分にとってのコンフォートに感じる場所にする必要があるのです。

よく、サッカーで、ホームとアウェイと言いますが、
ホームのほうが成績が良いのは、
自分たちのサポーターの応援の声と空気感、いつもの練習の場所、という安心が
メンタル面に与える影響が大きいです。

安心感=コンフォートゾーン=居心地の良い空間 ともいいかえられます。

緊張というのは、本番で力を発揮するために、あるべきものなのですが、
しかし、実は、緊張には、「良い緊張」と「悪い緊張」があって、
後者の場合は、力が発揮できにくい、ということが分かっています。

良い緊張というのは、集中につながる緊張で、
悪い緊張は、恐怖や、恐れの気持ちがあることから、
身体がかたくなってしまうのです・・

脳波的には、ローアルファ波、アッパーシータ波が、適度なリラックス状態。
リラックスしすぎないリラックス状態というのでしょうか。
ベータ波支配だと、緊張や雑念にとらわれている状態です。

よく、試験会場に事前に足を運んだりしますが、
これはとても大事なことです。
それは、初めての場所というのは、誰しも、「アウェイ」であり、
身体が固くなりやすいので、

事前に会場をみたり、中に入ってみる、などして、慣れておくわけです。

そうすると、その場所が、慣れ親しんだ場所のような、安心感をおぼえる
場所、つまりコンフォートゾーンになるのです。

(どうしても足を運べない場合は、イメージトレーニングでも可能ですが、
詳細は、また別の機会にお話します)

そして、いざ本番なのですが・・

場所に慣れておいても、出番直前に変にドキドキしてきた!というときは・・

次のことをされてください。

自分で自分の身体に介入できるたった一つの方法



私達の身体は、恒常性維持機能(ホメオスタシス)が働いています。

走った後は、呼吸は速くなりますが、静かにしていればもとにもどります。

暑くて汗をかくときは毛穴が開きますが、ちゃんともとの体温にもどっていきます。

自分が意識して汗を出したり、内臓の動きを変えたりすることはできませんが、
たった一つ、自分で自分の身体をコントロールするための方法があります。

それは、呼吸です。

呼吸法は、自分で自分の身体に介入できる、唯一の方法です。

ですので、呼吸法を使って、硬くなったからだを十分なリラックスにして、

そして、その状態で、あらかじめ、アンカリングしていた感覚を再現します。

※アンカリングとは、自分の身体のある部分を触ると、
自分のパフォーマンスが発揮できる体感を再現すること。

この方法を上手に行うと、
本番で、思ったように練習成果をが発揮できます♪

それでは、次回は、アンカリングの方法についてお話いたします。

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