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菅原邦夫

医療施設のリフォームや増改築に強い一級建築士

菅原邦夫(すがわらくにお)

株式会社 パンダ設計

コラム

診療所・薬局の開設に、市街化調整区域を活用しませんか?

2015年9月25日

診療所や薬局を新規に開設しようと考えていらっしゃる方々、土地探しにお困りではないでしょうか?
駅前で徒歩数分という物件が見つかればよいですが、駅前はすでに飽和状態。
見つかったとしても、地代がかさんでしまいますね。

依然、埼玉県内を含め、市街化調整区域に診療所や薬局を開設するケースが引き続き出て来ています。
皆さんもご存知のように、市街化調整区域では、建設する建物の用途に厳しい制限があります。

また、平成19年の都市計画法の改正で、病院や一部の大型福祉施設が規制にかかってしまう中、
診療所や薬局については、規模の制限は受けますが、建設が認められる事に落ち着きました。
市街化調整区域を活用するメリットは、何と言っても土地の値段の安さです。
農地法などで転用が厳しく制限されているので、制限付きの土地ということで必然的に値段は安くなっています。

 「人里離れた土地で、患者さんは来てくれるだろうか…?」 と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、中途半端に駅から離れた場所を選ぶよりはいっそのこと郊外に出て、
広い駐車場を確保する方が集客の面から見て得策なのです。
「広く余裕のある駐車場」は、競合する診療所と差別化するための武器となります。

加えて、最近の建築コストの上昇はいかんともしがたいものがあります。
東京オリンピック需要、震災復興需要で資材は高騰したまま建築現場を支える人材も不足したままです。
土地の値段を抑え、建築コストの上昇分を少しでも吸収することができれば開業後の運営も少し楽になるでしょう。

お勧めは広い土地を確保しその敷地内で診療所と薬局を併設するスタイルです。
市街化調整区域で開業するに当たって気をつけたいことは、建築にかかる期間です。
土地の使用、建築の許可が下りるまでに時間がかかることが多いのです。
余裕をもった早めの開業計画が必要となります。

興味のある方はぜひお気軽にご相談下さい。
パンダ設計HP  http://panda-arch.jp

医療リフォームコム
http://www.iinreform.com/

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