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菅原邦夫

医療施設のリフォームや増改築に強い一級建築士

菅原邦夫(すがわらくにお)

株式会社 パンダ設計

コラム

木造住宅改修補強と地盤沈下修正工事を全面公開しました その3

2014年5月1日 / 2014年7月31日更新


部分的に宙に浮いてる状態の基礎


既存骨組みに補強した筋交いと構造用合板で固め断熱材も入れた状態


リニューアル前後の写真1

リニューアル前後の写真2

~工事を終えて~
・使い勝手は当たり前だがよくなった。
・既存柱サイズが小さく、予算が許せば大きいサイズを四隅に添え木のように補強しておけばさらに安心感があったと思う
・ペアガラスはよかったが夜間風呂ふたをあけて置くだけで加湿器効果がでたが、結露がしにくいのであってやっぱり結露する。
・内装の壁仕上げは予算と子供も落書き用とのこともあり合板素地仕上げで考えていたが現場サイドからは子供がまだ小さいのと合板独特のささくれがありやはりクロスを張ったほうが?との助言もあり結局クロス仕上げとしたがやっぱりそまままにしてみたかった。
(最近の住宅雑誌で合板素地仕上げがでていた・・・)
・改修前に比べだいぶ快適になったが断熱材をもっと厚くすればベター。
・室内から屋上に上がれる折りたたみハッチがあればよりベターだった。
 (屋根を平らにしたので外部はしごをつけ、西武園の花火が見れた)
・とにかく水平が戻り何より家族みんな健康的な生活が戻ってよかった!!
 外観は新築と全く変わらない。
・浄化槽がなくなりいやなにおいからも開放された。

・耐震補強の工事内容としての考察
耐震基準を完璧に満たせる工事ができればもちろんベストだが現実的に費用面や諸事情でできる範囲が限られることがほとんどで工事の優先順位をつけることが重要だと思います。
※この工法については耐震診断により導いた一般論に基づいた工事ではありませんが一番の目的とした沈下した建物を修正し、最低限の安心と健康を維持する事と東日本大震災級の地震に最低限持ちこたえるという2つの目標は達成できたのではないかと私自身限られたコストの中で達成できた非常に満足した工事となりました。
自分と施工者の監督さん、大工さん、その他専門業者さんによる経験値に基づいた打合わせを重ねた結果で現場で臨機応変に対応しながら進めた結果であります。
 まだまだ全国には私自身と同様な物件や悩みをお持ちのオーナーさんが少なからずいらっしゃると推測されます。(昭和30-40年代築の建売物件に多いのでは)
建替えができればもちろんベストだと思いますが諸事情で改修するしか方法は残っていないオーナー様のお役にたてれば幸いです。この方法に賛同された方がいらっしゃれば全国どなたでもご不安やお悩みのある方はまずは遠慮せず一度ご連絡ください。
お問合せ先メール info@panda-arch.jp 

医療リフォームコム
http://www.iinreform.com/

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