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菅原邦夫

医療施設のリフォームや増改築に強い一級建築士

菅原邦夫(すがわらくにお)

株式会社 パンダ設計

コラム

木造住宅改修補強と地盤沈下修正工事を全面公開しました その2

木造補強リニューアル工事

2014年5月1日 / 2014年7月31日更新

骨組みと基礎のみを残し丸裸の状態にした全体。
大工さん曰く骨組みも歪んだ状態でクセがついている状態なので一気に修正してしまうと倒壊する危険があるので金属製の足場材でネジのようにジャッキをゆっくり矯正するよう数日かけて直していった。

基礎自体にも鉄筋が入っていないと思われる位ひび割れが多かった。当時の基礎断面がI型では沈下は当然なのか?又アンカーボルトのナットがない!?という珍事件もあった。小屋組も一切撤去し骨組みの修正もほぼ完了し、いよいよ補強工事に入る



とにかく材木のサイズが小さくツーバイフォー材を両側から挟み込み頑丈な断面を確保した       


予算重視とシンプルなデザイン性により新たに小屋組を組むよりフラット屋根にして結果コストダウンと減築による耐震性の向上になった


 いよいよ沈下を止める対策。一般的な木造住宅の総重量は4-5トン程度であるといわれている。地盤をチェックする簡易方法として足でぐっと踏んで違和感がなければ3-4トン位の力があると教えられた。単純に考えてもこのようなI型基礎の断面形状面積だけではよほど強固な地盤でない限り無理がある。
予算との兼ね合いで最低限の補強方法は隅柱2本の沈下を抑えてやれば沈下の進行を止められると思い現場サイドと協議の結果基礎下を掘り下げてしまった。のそ下にベースコンクリートを流し込み底板部分の面積を確保した                                          

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