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菅原邦夫

医療施設のリフォームや増改築に強い一級建築士

菅原邦夫(すがわらくにお)

株式会社 パンダ設計

コラム

木造住宅改修補強と地盤沈下修正工事を全面公開しました その1

木造補強リニューアル工事

2014年5月1日 / 2014年7月31日更新

木造住宅改修・補強工事
・約15年前にいくら小さくても古くてもいいから一戸建てがいいと思って築30年以上の木造2階建てを購入した。
内見時には売主が住んでおり不動産屋さんと本当にざっとだけ見させてもらった。
引渡しは半年先ということでトントン拍子で話が進み契約となった。
引渡しを受け、友人にエアコン工事をお願いしたところ家が傾いているのではないか?
と連絡を受けよくよく物件をチェックするとなんと最大で7センチ以上傾いていた。

南側に傾斜している家と地盤
仲介業者を通じクレームを言ったがのらりくらりでラチをあかず、契約直前でこちらがローン審査で売買価格まで融資できない通知があり結果100万位まけてもらったこと等もあり我慢して3年程住んでいた。
 住んでみると思った以上に重症で玄関ドアを閉める時や階段の昇り降りの時に家全体が揺れる恐怖や下がっている方向に頭を向けて寝ると気持ち悪くなるほどで平行感覚がおかしくなるということであった。
当時現場で大工さんとの雑談でこのことを話したら床下にコンクリートを全体に流し込めば大丈夫ではないかとアドバイスをもらい、実測しにきてもらった。
なんと最大で2.7mで7センチも傾いていた!!
さすがに大工さんも大きい地震がないことを祈りますよ~と冗談まじりに脅かされた。
 いっそやるならと思い全面改修と補強工事の覚悟を決めた。

ヒビ割れしている土間
★問題点整理
・家全体の傾き、および進行
・日常生活で家が揺れる。
・寒いし暑い
・プランの使い勝手が悪い
・浄化槽のにおいが部屋にまでこもるし点検清掃費用も高い。
・健康被害(平行感覚、家にいるストレス)等

沈下による土間部分のひび割れ


★まず現況図面の作成 (およその骨組構造の予測。柱が細い90角)
    ↓
・補強リフォーム後の図面作成
 主な工事内容:断熱材・構造用合板による補強・筋交い追加、土間の基礎コンクリート追加
    ↓
・当時市中銀行に申し込みに行ったところリフォームローンが使えない事態が発生。
路頭に迷った挙句お付き合いのある建設会社の中で提携ローンがあると知りやっと融資に至った
(リース会社系で上限が500万で約4%弱)
     ↓
・最初900万の見積りがでてきてびっくり!減額案と裏技で約20%のコストダウンを達成した


改修前後の図面
その2へ続く

医療リフォームコム
http://www.iinreform.com/

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