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大村和秀

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大村和秀(おおむらかずひで)

株式会社オスカー・トレーディング

コラム

難聴の種類と特徴「伝音難聴」「感音難聴」とは その2

2019年4月16日 公開 / 2019年4月19日更新

テーマ:難聴と補聴器

●感音難聴とは、音を感じる機能の障害 

感音難聴と伝音難聴でもっともちがうのは、障害の部位です。
内耳や内耳以降の部分、聴神経、脳のどこかにダメージを受けているのが特徴です。

内耳は、外耳や内耳から送られてきた振動を電気信号に変えて脳へ伝える部位です。
変換機能が損なわれることで、聞こえに問題がでてきます。

悪いことに、伝音難聴とちがい感音難聴では聞こえのレベルはどこまでも落ちていきます。
聞こえの具合としては、特定の音域で聞こえづらくなります。

伝音難聴では音が伝わらないことが原因なので、低音から高音まで一律で聞こえません。
一方、感音難聴では、障害のある部分に応じて聞こえない音がでてきます。

さらに、感音難聴では、音をとらえ電気信号に変換する有毛細胞が減っています。
正常な人ならば1万500ほどある細胞も、加齢や騒音にさらされることで死んでいきます。

一度失われた有毛細胞は元には戻せません。
残された有毛細胞で音を感じることはできるのですが、微妙な聞き分けはどうしても難しくなってきるのです。

●補聴器を必要とする方の多くが感音難聴 

難聴になっても、音を大きくすれば聞こえるのではないかと思われがちです。
伝音性難聴に限っていえば間違いではありません。

まわりの人に大きな声で話してもらうようにすれば、日常生活でそれほど困ることはないでしょう。
しかし、感音難聴となると、そう簡単ではありません。

感音難聴では聞こえる幅が小さくなっています。
内耳の外有毛細胞は、音が小さいときには感度を上げて耳をすまし、大きな音ならば反対に感度を下げる対応をします。

正常な状態ならば耳から入ってくる音の幅は、内耳の自然な調節によって広げられています。
しかし、外有毛細胞が上手く機能しないことで、小さな音が捉えにくく大きな音をうるさく感じるようになるのです。

別の言い方をすれば、小さな音と、適正な音、うるさい音の範囲が狭まっているのです。

補聴器を使うことで、適正な音を聞き取れる範囲に収めることができます。
単純に聞こえにくいからテレビの音量を上げるのとはわけがちがいます。

補聴器の役割は、日常生活で必要な音を聞きやすくするためのものとなります。

●補聴器は感音難聴をどう補うか?

補聴器はどのような仕組みで聞こえをサポートするのでしょうか。
伝音難聴だけならば、単純に音を大きくするだけでもだいぶ聞きやすくなります。

しかし、感音難聴や混合性難聴では、音量だけ上げても大きな音を不快に感じることもあります。
高い音だけが聞こえない場合でも、低い音まで大きくなりすぎてうるさくなるなど、
必要な高音がかき消されたりする問題も生じます。

補聴器は購入して終わりではありません。
個人の難聴のパターンに応じて、必要な音を必要な量で補うことで理想の状態に近づけていきます。

購入時はもちろん、状況に応じて細かな調整を行うことでよりよい聞こえが手に入るのです。

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