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  1. オンラインのプレゼン・ミーティングにおける効果的な話し方と注意点
成田万寿美

伝わる声と話し方を指導するスピーチコンサルタント

成田万寿美(なりたますみ) / アナウンサー

On Air (オンエアー)

コラム

オンラインのプレゼン・ミーティングにおける効果的な話し方と注意点

2020年8月1日 公開 / 2020年8月2日更新

テーマ:声・話し方・スピーチ

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 会話術

こんにちは!フリーキャスター&スピーチコーチの成田万寿美です。
「伝わる声と話し方」についてシリーズでお伝えしています。

前回は「影響力あるリーダーの声とは?スピーチの声の出し方5つのポイント」についてお伝えしました。お試しいただけましたでしょうか?

人前でのスピーチは、あなたの想いを伝える大切な機会ですが、昨今、新型コロナ感染症の影響で否応なしにオンラインが注目され、働き方も急速に変貌を遂げています。これからは、講演・社長訓示・ミーティング・プレゼンテーション・交渉・研修やセミナーなどもオンラインを使うことが当たり前の時代になるでしょう。

前回お伝えした「声の出し方5つのポイント」は、どんなシーンでも話し方の基本となるものですが、オンラインにはオンラインの「効果的な伝え方と注意点」があります。
 

オンラインのメリット

私は20年以上、テレビ画面という四角いフレームの中からニュースや情報を伝える仕事をしてきました。そして10数年前からは「オンラインでのコーチングやスピーチコンサル」を積極的に実施してきましたが、少し前までは「対面で依頼したい」「オンラインは抵抗がある」というお声が多かったのが事実です。可能な範囲で訪問コンサルもしておりましたが、私がオンラインにこだわったのは、すでにその有効性を実感していたからです。

例えば・・・
1、全国(海外)どこからでも受講できる
2、参加者にとっても主催者にとっても限りある時間を有効に使える
3、会場を借りる必要がない
4、「1対多」に向けて簡単に情報を発信することができる
5、自分の声と表情を自身で確認しながら話すことができる、等

今後益々、テレビ会議やプレゼンテーション、病院のオンライン診療も増えてくるでしょう。実際、私自身もオンライン診療を利用していますし、クリニック院長の話し方のご指導もさせていただいております。お一人でも多くの方に、効果的なオンラインコミュニケーションのコツを身につけていただきたいと願っています。

オンラインでの効果的な話し方とプレゼンス(見せ方)を知っていれば、あなたの影響力・存在感の伝わり方が確実に変わります。言葉の信頼感も違ってくるでしょう。
今回は、「オンラインにおける効果的な話し方とプレゼンス」<8つのポイント>をご紹介します。

1.画面越しでも距離感が大事

対面で話すときには人との距離感が大切ですね。オンラインでも同じことが言えます。画面いっぱいに顔(首から上)が現れたらどうでしょう?ちょっと怖いですよね。また斜め下からの角度で、背景より顔が小さい場合はどうでしょう。説得力がありませんね。

私のお勧めは、アンダーバストサイズです。ついついバストショットサイズにしがちですが、それでは証明写真のようになってしまいます。アンダーバストサイズなら、姿勢の良い立ち姿をイメージさせることができますし、アクション(手を動かす等)のスペースも生まれますね。大事なことは、画面を観ている人にとって、安心できる距離感で話すことです。

2.アクションは対面よりもゆっくり、大きく

身体の動きは、縦揺れOK!横揺れはNG!横揺れは落ち着きのなさを感じさせます。手の動きは、対面でのスピーチの時より、ゆっくり、大きく動かしましょう。ただし画面からはみ出さないことを心がけてください。見ている人に画面の枠があることを感じさせない方があなたの存在が自然に見えます。

3.視線はカメラの方に向ける

話す時は、画面全体ではなく「カメラ」を見て話しましょう。そうすることで、画面を観ている1人1人が、自分に話しかけられているという印象を受けます。オンラインでは目の動きがとても重要です。できるだけ手元のメモを見る回数を少なくし、目を伏せないよう心がけましょう。もちろん自然な瞬きはOKです。
 

4.盲点は聴く表情!頷きは大きめに

相手の話を聴いている時は、カメラから視線を外し、画面に映る相手のお顔を見ていても構いません。大きく頷いたり、笑顔で聴くようにしましょう。

相手が話している時や、質問している時のあなたの“聴く表情”はとても大切です。つい真顔になっていたり、メモを見たり、次に自分が話す内容を考えていたりしませんか?他の参加者も常にあなたの表情に注目していることを忘れないでください。

5.声は少し張り気味に、話し方はゆっくりと

マイクテストは必ず行ってください。聞きとりにくいとストレスになります。声は少し張り気味で、聴き手がメモできる位にゆっくり話すことを心がけましょう。ボソボソ声や一方通行トークにならないよう、目の前に相手がいることを意識して話して下さい。

「影響力あるリーダーの声とは?スピーチの声の出し方5つのポイント」を参考にして下さい。
https://mbp-japan.com/tokyo/on-air/column/5057364/

6.立体感を意識した背景を

真っ白の壁やカーテンだけの背景で話すことはやめましょう。報道番組やワイドショーのスタジオを思い出して下さい。出演者の後ろに奥行きがある程、前にいる人に立体感が出ます。観葉植物を置いたり、絵画を飾ったり、ソファーを置いたり、大きさの違う小物を飾ったりして、あなたらしさを演出する工夫をしてください。

7.光を上手く利用しましょう

写真を撮るときと同じです。昼間なら逆光にならないよう自然光を取り入れましょう。最近はオンライン用のライトも簡単に手に入りますから、色味などを調整しましよう。女性は女優ライトのような白色を好む人が多いのですが、私は健康的に見える肌色を使っています。

8.男性にもおすすめ!メイクのワンポイントアドバイス

光(特に白色)を当てると、せっかくのメイクも白浮きしやすくなります。のっぺりした顔に映ってしまいます。私のお勧めは、メイクを仕上げたあと、眉の下側に軽くラインを足すとイキイキした目元になりますよ。男性でも、眉が薄い人はこのようにするといいですね。(やり過ぎないよう注意して下さいね。)
さらに女性は、下唇の両口角に少しラインを足してみてください。口角が上がり口元が締まって見えますよ。


いかがでしょう?ご紹介したことはほんの一部ですが、一つでも二つでも取り入れてみてください。オンラインの特性を知って、あなたの魅力と存在感を最大限に表現してくださいね。
 


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成田万寿美

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