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尾前美幸(おまえみゆき) / 損害調査コンサルタント

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コラム

マンションにお住まいの方こそ、家財の火災保険は必須です!!

2021年12月17日

テーマ:損害保険の知識

コラムカテゴリ:お金・保険

皆さん、こんにちは。

前回は建物の火災保険でどの補償に入っていた方がいいのか、すごく簡単にではありますがご説明しました。

今回は建物の火災保険だけではく、実は家財の火災保険もしっかり入った方が良い!というお話をさせていただければと思っています(^ ^)

火災保険の家財に含まれるものってなんだろう??

家財は、家具や家電という大きなものを思い浮かべる方がほとんどなのですが、
今、コラムを読んでいただいている皆様が身につけている物、持ち歩いているものも家財なんです。(ただし明記物件と言われている宝飾品などは除きます、これは特約で別に契約しなければいけませんが今回のコラムでは説明を割愛させていただきます)

具体的には
家具、家電のほか、家の中にある全てのものです。
お洋服、下着や靴下など衣類関係
ベッドや布団のほか、枕も毛布もシーツもあります。
床にカーペットは敷いてませんか?
本棚には書籍やCD、DVDなどなど
女性の方はお化粧品やお化粧道具はありませんか?
お子様の学校で使うものやおもちゃはいかがでしょう?
キッチンにはお料理道具がありませんか?
ご家族分のお箸やスプーン、フォークはどうでしょう?
冷蔵庫の中には食材だけでなく、調味料もありますよね?

つまり家の中にあるもの全てが家財なんです。

家財の損害は「盗難」だけではない!

お客様の中には「うちは盗まれるものは何もないから、家財は保険かけなくてもいいよ」とおっしゃる方が多いのですが、家財の被害は盗難だけではありません。

万一、火事になってしまったら・・・家の中のものも全部燃えてしまいます。
燃えなくても、消防の放水で水浸しです。
水浸しになれば、家財のほとんどのものが使い物になりませんよね、、
消火活動の放水によって水浸しになってもそれは「火災事故」として保険金対象になります。

また、前回のコラムでお伝えした「その他不測かつ突発的事故(破損・汚損等)」に入っている場合は、子供が家の中を走り回っていて、家財を壊してしまったなど、日常生活でうっかり壊してしまった時などにも保険金支払いに該当する可能性が高いのです。

マンションにお住まいの方こそ、家財の火災保険は必須です!!

今回のコラムの表題にもありましたが、実はマンションにお住まいの人は家財は必須です。
マンションは堅牢な建物なので、台風や大雪、地震などの被害は受けづらいのですが、お部屋の中には家財がたくさんあります。

例えば他のお部屋で万一火災が発生したら、消火活動による放水が窓ガラスを突き破って、部屋の中を水浸しにしてしまいます。

お部屋自体は燃えなくても、家財はほぼ全滅です。
家財の火災保険に入っていなかったら、全部買い直さなければいけません。
その金額は、家具、家電だけはなく、お洋服や日用品に至るまで全て元通りにしようとしたら数百万円以上になるのではないでしょうか??

建物の保険金額は800万円から2,000万円が一般的かと思いますが(マンション価格ではありません)、家財の金額は実に「家の中に家がある」と言っていいくらいの金額になります。


いかがでしょうか?
家財にも火災保険に加入された方がいいという理由が少しでもお伝えできたなら幸いです。

事故はいつ起きるかわかりませんから、万一のための火災保険、しっかり見つめ直す機会にしていただけたら嬉しいです(^^)

この記事を書いたプロ

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