「社員を壊す」経営者
肚落ちしてしまったコラムを
抜粋にて紹介したい
「ラグビー審判、際立つ役割」
●ラグビー選手は微妙な判定に対しても
審判に詰め寄ったりするシーンをまず見ない
●双方がリスペクトしているから
(サッカーや野球と違う)
(むしろ激しくて危険なのに)
●プレー中つねに
選手とコミュニケーションをとる
⇒反則を犯さないようアドバイス
⇒それに従うと感謝の言葉を返す
⇒キャプテンを呼んで協力を求める
⇒自らの判断根拠を説明したりもする・・・
●審判がマイクを付け
言葉が公開されることで
より一層の尊重関係が高まる
(すべてのスポーツも導入すべきでは・・)
日経 11/08 スポーツ欄より
如何でしたか?
荒々しい男たちの激しい攻防
その根底にある
細やかな約束ごとと世界観
感動的な試合に潜むバックボーン・・
なんだか妙にうなずけますよね!
正しい関係性
ここにある選手と審判の関係性を
あなた(審判)とスタッフ(選手)に
置き換えることは
それほど
おかしな発想ではないでしょう!?
ノーサイド(ゲームセット)を
⇒プロジェクトのEnd
⇒期末に向けての
チーム目標達成・・・等々
目的や理念の共有
ゲームコントロール
役割の線引き
的確でタイムリーな
コミュニケーション・・・等々
機械では推し量れない
重要なマネジメント能力の数々
ルールのずーーーーっと手前にある
双方に必要なリスペクトや
モラルや教えの数々があってこそ
決して優劣ではない正しい関係性を
構築していることに気付かされますっ!
決してスポーツだから・・で
終わらせてはならない
重要で大切なポイントを
肝に銘じておきたいところですよね!
規律
ラグビーに
精通してるわけではないが
ワールドカップ中継で
印象的だったのが・・
実況のアナウンサーが終盤
「ここからは規律が大切ですね
どれだけ反則を犯さないかが
雌雄を決する・・・」
みたいなことを何度か耳にした
ヘロヘロで
ボロボロな状態(時間帯)で
更にそこから “厳格さ” まで求められ・・・
様々な駆け引きに耐え忍び
逃げ切るのではなく攻めて護る!
しかも毅然と!
その姿と空気に
どれだけの準備を施してきたかが
素人の私にでも痛いほど伝わる(泣ける)
規律という「掟」や
理念という「北極星」を
審判・選手の双方が
もしも肚落ちせずに
ゲームを進行していたならば・・
(ここで我々自身の仕事に
置き換えた際・・・)
観客(顧客)の感動は得られず
「ありがとう(感謝=売上)」
をいただくことは
まずもってないだろう
大観衆の目にさらされても
公明正大かつスピーディーに
展開されるすべての下地は
一朝一夕ではたどり着けない
カルチャーモデル(風土・文化)
であることは間違いない!
そしてそれこそが
経営の肝であることなんだと
改めて
教えられ考えさせられた次第です!
屈強な男たち
それを際立たせ
ファシリテートする審判
・・・心の底から天晴れ!!
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