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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『これ やめよう!?』

田村哲也

田村哲也

チーム一丸となって!
チームで数字達成!

個々の特性を活かし
属人性の排除による適材適所!
 そういった
 目標到達は組織の重要指標だ

その上で
 今までの延長線上ではなく
 更なる業務改善等も施し
 ・・といったフレーズも
 その後ろにくっついて
 飛び交ってたりしますよね

しかしながらそこで思案した改善案は
 ただの「意見の上乗せ」となり
 アイデアは
 ただの「焼き直し」となり

気がつくとまさに
「今までの延長線上」ではなく
「今まで」の上に
 ただ乗っかっているだけで・・・

PDCAの
「P:プラン」のはずだったそれは
戦う前から「P:パンク状態」のため
「Do」に繋がらず「Doubt」w

この問いかけを

あれもこれもの意見出しは
 前に進みそうな気配と
 上層部の自己満足感は得られるモノの

メンバーのやる気は駄々下がり・・・
そして陰で
「そもそもこれってさぁ・・」といった
 評論家的な発想と思考が蔓延

ならばその声を吸い上げようと
いい人を演じての「1on1」

戦略に至っていない
そのやり取りは・・・なぜか
 ●採用しよう!
 ●外注に出そう!
 ●新しいソフト(アプリや機器)を導入しよう!
と短絡的に走り
「みんなの声に応えて・・」の
「みんな」が誰を指しているのかも
 もはやわからず・・・

そしてメンバーに届いたのは
 それって「投資」
 いや「経費」
 いやまさかの「浪費」??

そこで
表層の包装紙を替える前に
まずやるべきお勧めは・・・
「やめた方がいいタスクって
  何がある?」
・・・の問いかけ

これも添えて

メンバーからは言い出しづらいことを
リーダーがファシリテートして
『もし何か一つ
 絶対にやめないといけないとしたら
 何をやめた方がいいと思う?』


そこから聞こえる真の声
(もちろん意見と愚痴は選別し)

その中にこそ
 グランドレベルでのボトルネックが・・
その本音の中に潜む
 無理や無駄の抽出こそが・・
何より個々の想いを吐き出せる
 心理的安全性(とまでにはいかないが)
 最低限必要な空気と環境作りが・・

そして
その際必ずそこに
付け加えなければならないフレーズは
『みんなの時間とスペックを
 重要なところに割きたいから・・』

濁りは沈殿します

チームやそのメンバーに
フォーカスしての展開でしたが
 同様に俯瞰して
 社全体を眺めることもお勧めしたい

ポスト(ポジション)や
セクションにおいて
「もし何か一つ
 絶対にやめる(外す)方がいいとしたら
 何を(誰を)やめたほうがいいと思う?」


トップにおいていつしか
 ●任せておくと「楽」だから・・
 ●そういうオペレーションだから・・
 ●従順で裏切らないから・・

といった様なニュアンスこそ
グランドレベルにおける
・・・それは「かき混ぜ棒」

●あのルール・・
●あの承認ルート・・
●あの人・・

日頃のどうでもいい「濁り(問題)」
 その「箇所」をやめる(外す)だけで

 あっという間に「それ」は沈殿
 澄んだ水になる(80%片付く)・・・
 まさにパレートの法則・・的な・・
 マジな話です!


正しい問いかけから
浮き上がる声を・・真摯に見極め

「これやめよう!」の経営ジャッジが
 全体最適の
 一丁目一番地なのかもしれませんね!

今日もまた自戒を込めて

#295

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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