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田村哲也

小規模事業所経営者の頼れる経営アドバイザー

田村哲也(たむらてつや) / 経営コンサルタント

office TAMURA (オフィス タムラ)

コラム

「おまえ⚾」

2019年7月22日 公開 / 2021年3月1日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

「おまえが打たなきゃ誰が打つ♫」
野球ファンなら誰もが知ってる
応援歌のフレーズ

そう
ピンクレディのサウスポーの替え歌だ

きっと今も
全国各地の高校野球の予選会場で
声を嗄らして叫んでいるはずだっ⚾

教育上よろしくない!?

中日ドラゴンズが応援団に対して
「おまえ呼ばわり」が教育上よろしくない
と自粛の申し入れをしたと話題になった

親しみを込めて
選手に檄を飛ばしていると私は思うし
応援歌に対して
そこまで規制していいものかと首をかしげたくもなる

誤解を恐れずに言うならば
「おまえ」というフレーズだけを取り出して
教育上の云々・・・という論点は
少し過剰な反応のように思えてならない

むしろ いま風の顔の見えない輩が
ネット上で論じるネタにちょうど良く
古い概念を叩き
価値観の相違で優位性を発揮したい・・・ともとれる

チャック開いてますよ

いまのご時世
職場で「おまえ」と呼べば
パワーハラスメント・・・わかってます

でも
日頃の接し方や信用・信頼関係の構築
もっというと優しさや思いやりなど
大切で優先すべきものにフォーカスせず
「今の価値観」とやらが横行しているように思えてならない

今お手伝いしているK社のトップがこう言う
「良い関係性とは
 一円にならなくても 仮に恨まれたとして
 相手の為に“悪い点”を指摘して上げること」だと

職場内での「まいっか」やいたずらに「かばい合う空気感」
それって結果 品質も落ち・手戻りに繋がり・・・
何一つメリットのない単なる内向きな場当たり主義
「何のため」といった本質を見失った状態

あるべき姿と言える
この「良い関係性」をしっかり浸透させたいと言い切る

本当に私もそう思う 大切な考え方だ

しかしだからと言って これ見よがしに
「チャック開いてますよっ‼」と
大きな声で指差して言うものでもない
(指摘することで
 “上から”に立とうとする勘違い)

つまり【考え方】と【使い方】は
正しく同じ方向を向いていることが重要

「おまえ」の【使い方】も
その根底にある【考え方(思い)】が間違っていなければ
問題視するポイントが違ったものになると私は確信する

御前

ググると・・・
「御前(おんまえ・みまえ)」とは

元々 神仏や貴人の前を敬っていう語
のちに貴人を敬う気持ちから直接さすことを避け
間接的にさす代名詞として「お前」が用いられた
江戸初期までは高い敬意をもって用いられたが
「貴様」と同じく次第に敬意の意味が薄れ
明治以降は同等や目下の者をさす語となった

とある

球団側からみたファンて「同等以上」
なくてはならない大切な存在な訳で・・・
何ら問題ないと私は思うのだが・・・

これまた【考え方(思い)】の定義をどこに置くかですよね

いずれにせよ
あれも駄目 これも駄目が絡み合うご時世に
ちょっぴり辟易しております
(それこそが古い概念なのかな⁉)

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