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田村哲也

小規模事業所経営者の頼れる経営アドバイザー

田村哲也(たむらてつや) / 経営コンサルタント

office TAMURA (オフィス タムラ)

コラム

「オーラのない『オーラ』⚾」

2019年5月27日 公開 / 2021年3月1日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

古い話だ
1997年:インターコンチネンタルカップ
当時アマチュア野球界で無敵を誇っていたキューバは
その時点で国際戦「151連勝中」⚾

その大会の決勝戦で
世界最強キューバの連勝を
ストップさせた投手は大体大の3年生:上原浩治

翌年(1998年)のドライチ
 ▪西武:松坂大輔
 ▪巨人:上原浩治

世界一

時は過ぎ
2013年:ワールドシリーズ
優勝を決めた試合の
ボストン・レッドソックスのマウンドには
上原浩治

その時のシリーズは
全試合をBSでライブ観戦した

(忘れもしない・・・
 免疫性疾患で車椅子生活
 自宅療養中と重なる時期だからだ)

凄まじい緊張感の中
いつもの淡々としたテンポで
ストライクを先行し
スプリットで仕留めていく

あの時の上原投手に
どれだけの元気をもらったことか・・・

引退報道

日本での実績は今さら触れるまでもない

日米実績「100勝・100ホールド・100セーブ」
雑草魂がなせる業

スタイルやプライドとどう向き合い
どう折り合いをつけていったのか

人として男としてビジネスパーソンとして
感じ取らねばならない点が
沢山潜んでいると(勝手に)思う

そんな野球人生をチョイス出来たのに
いや だからこそなのか
シーズン途中での引退発表

そしてあの会見

キューバを封じ込め
メジャーでのマウンド度胸と鬼の形相

サムライのように切り倒していたそれと
会見冒頭から涙をポロポロ流しながらの男は
本当に同一人物なのか⁉

そして
その姿は隙だらけのオーラのなさ

イチローの引退会見は
イチロー自身がその空気を醸し出し

なのに上原の場合は
周りの記者さん達が助け舟を出しながら
その空間をかろうじて保てているような

そして正直
会見自体の扱いも雑に感じられた
(少し残念な感覚)

今後
引退試合とかがあって盛り上がるのか
指導者として球界に残るのか

上手く言えないが
世渡りもスタイルも
マウンド上の存在や支配感にはほど遠く
めちゃめちゃぶきっちょなんだろうなって

松井やイチローではなく
何となく「野茂風」な扱いと存在で
生きていくのかなって

「巨人」上原は
決して大好きなピッチャーではなかったけれど
こうして また一人
平成のアスリートが身を引いたことに

そして身を引くこととなってみて
(自分でも驚くほど)寂しさが襲ってきた

マウンド以外ではオーラのない「オーラ」
そんな男っていいですよね

#19・・・お疲れさまでした

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