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寺田淳

シニア世代が直面する仕事と家庭の問題解決をサポートする行政書士

寺田淳(てらだあつし) / 行政書士

寺田淳行政書士事務所

寺田淳プロのご紹介

(50代の)男はツライヨ!? その時直面する3つの問題とその解決法を共に考えましょう!(2/3)

行政書士 寺田淳さん 打合せ風景

今や50代で考えることが常識? 相続・遺言問題

 「ほんの数年前までは死をイメージさせるとして相続や遺言という言葉自体、忌み言葉のように扱われていました。しかし近年は、いざという時は自分にも来るという意識が高まりつつあります」

 特に50代の子ども世代が、80代になろうとする高齢の親からの相続や遺言について真剣に考えるようになってきていると寺田さん。
「これまでは親の方が自らこの問題に取り組んでいた傾向から、最近は50代子ども世代からの相談が増えてきています。心身共に健康で自分に遺言はまだ早いという感覚を持つ高齢者が増え、反面シニアに達した50代の子ども世代に、焦りにも似た気持ちが生じていることなどが、その背景にあると感じています」

 同時に最近増加の一途を辿る、非婚者の相続・遺言問題も注目されてきているようです。自分の次がいないという環境下で今の財産をどうすればいいのか?お世話になった方々への感謝の気持ちをどう遺せばいいのか?

 「この問題に対しては、遺言作成の前に相続財産調査や相続人調査という作業が欠かせないことや、遺言書の正式な記載方法、書式の選択といった初歩的な指導から始めます。お一人さまの場合には遺贈や寄付といった相続以外の選択肢を紹介することで、悔いが残らないようお手伝い致します」

 『遺言まではちょっと・・』という方には、個人情報の整理ができ、遺言書の予行演習にもなる、エンディングノートの作成をお奨めしているそうです。
「エンディングノートには遺言書と違い法的な効力はありませんが、調査する項目の大部分は遺言や相続に繋がる項目のため、50代からこの作業に慣れることは将来大いに役立つはずです」

 遺言以外にも、最近話題になってきている後見問題に関する任意後見契約や財産管理契約、見守り契約といった、生前準備に関する手立てについても、寺田さんは相談を受け付けています。

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