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寺田淳

シニア世代が直面する仕事と家庭の問題解決をサポートする行政書士

寺田淳(てらだあつし)

寺田淳行政書士事務所

コラム

有楽町から飯田橋へ ~人材銀行は中核人材確保支援センターに変わっています

新橋事務所日記

2017年10月16日 / 2018年10月15日更新

【今日のポイント】 

 主に管理職や専門職の方向けの再就職、転職支援に大きな役割を持っていた「東京人材銀行」は、今は有楽町駅前の交通会館には存在しません。 実は意外な場所で今まで同様の役割を担っているのです。

 今日は新名称「中核人材確保支援センター」の内容について紹介したいと思います。

 

【既に1年半前から!?】

 偶然でしょうけど、立て続けに複数の相談者の方から、「以前のブログで紹介されていた人材銀行が無いのですが?」という問い合わせがありました。

 冒頭にも書いたように、有楽町駅前の交通会館内にありました「東京人材銀行」は昨年(平成28年)3月末で閉鎖され翌4月1日より「ハローワーク飯田橋」の中で「中核人材確保支援センター」として生まれ変わっています。

 以前、転職や再就職の際にはハローワークだけでなく積極的に人材銀行にも足を運び、登録することを推奨してきました(実際、私も退職直後はこちらに登録し、何度かお世話になりました。) 諸事情により組織改革を経て今の場所に移転し、新たな組織として再稼働していたのは確認していたのですが、その事実については今までコラムでもブログでも触れていませんでした。 この手の情報の更新は怠らないよう気を付けていたのですが、完全に念していました! 申し訳ありませんでした。


【新組織は中核人材確保支援センター】

 新しい名称は、「ハローワーク飯田橋 中核人材確保支援センター」と言います。

最寄り駅は鉄道各路線の「飯田橋駅」から概ね徒歩5分以内、飯田橋合同庁舎の5階にあります。
利用時間は平日(月~金)の8:30~17:15となっています。

主な特徴(尤も人材銀行と同じなのですが…)は、以下の通りです。

「会社側=雇用主にとってのメリット」
〇 登録している求職者の情報を端末から閲覧することが出来ます。
   ~必要とする人材を予め絞り込むことが出来、効率のいい人材採用が期待出来ます。

〇 求人条件を満たすような求職者がいた場合には、「リクエスト紹介」によって
  「管理職・技術職・専門職」の実務経験者と面接が出来ます。

   ~求人1件につき5人まで、リクエスト申込書兼確認書に必要事項を記入し、窓口に提出します。
     求人1件につき、月2回のリクエストが出来ます。

「求職者側のメリット」
〇 求人している会社側から(面接の)リクエストが入ります。

〇 「管理職・技術職・専門職」の経験を「公開」することでアピール出来ます。

〇 別に支援センター独自の求人情報を閲覧出来ます。


【但し、対象者に条件があります】

 こう書きますと、ハローワークよりかなり手厚いサービスが「誰でも」受けられると捉えがちなのですが、企業側の求人、求職側の経歴に条件があるのです。

「企業側の対象求人」
1)当該の職種は管理職、技術職、専門職の3つになります。~職種の詳細は後述
2)正社員での求人(60歳以上の場合は契約社員でも可能)~派遣、請負求人は不可。
3)上記の職種での実務経験が3年以上。
4)月収は25万円以上(固定残業代を除く)
5)40歳以上を採用予定。
6)事業所の所在地が都内であること。

「求職側の条件」
1)当該の職種は「管理職・技術職・専門職」の3つになります。
2)フルタイムの勤務での就労が出来る事。
3)上記の職種での実務経験が3年以上であること。
4)40歳以上であること。


【対象職種に条件があります】

最後に、上記で記載した管理職、技術職、専門職について詳細を紹介します。

「管理職」
課長職以上の管理業務に就いていた。
具体的には事業方針の決定、計画立案、作業監督、統制、人事考課等。
内部組織経営管理に従事するような仕事である。
総務部長、人事・経理課長、営業部長、企画室長、工場長、事務長等

「技術職」
技術的知識、資格を必要とする業務に従事する職種に就いていた。
専門的知識と技術を生産に応用し、生産における企画、開発、設計、管理、監督、研究等の
技術的業務に従事するような仕事である。
電気技術者、土木技術者、建築技術者、化学技術者、生産技術者、SE等

「専門職」
専門的知識や資格を必要とする業務に従事する職種に就いていた。
専門的知識や免許、資格を持ち、専門分野の業務に従事する仕事。
医者、薬剤師、通訳、編集者、広告企画、デザイナー等


 以上のように、一定水準の職歴、職位者であることが、支援センター利用の条件とされています。

 私の様な営業職や事務職に従事してきた場合は、自ずから「管理職」のジャンルでの登録になるでしょうから、正直な話、競争率は覚悟した方が賢明でしょう。

 ここでも、単なる肩書の羅列ではなく、そのポジションで何を為してきたかを明瞭にアピールできる方程、よりリクエストがかかることは言うまでもないでしょう。 具体的に、詳細に自分の経歴、功績を表現出来ることは、最大の差別化ポイントです。
変な遠慮や控えめな表現は「百害あって一利なし」と思って下さい。

 中核人材確保支援センターの場合でも、まずは「書類選考」突破あってこその、再就職・転職成功に向けての第一歩なのです。 考えるよりも行動、まずは窓口に出向いて、より詳しい内容を自分で確認して下さい!

この記事を書いたプロ

寺田淳

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2018-10-17
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