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コラム

任意売却VS自己破産ではどちらを優先すべきか?

任意売却の基本

2016年3月28日 / 2016年4月14日更新


「任意売却」と「自己破産」どちらがよいか相談を受けることがあります。状況次第なので一概には言えませんが、一般的に「自己破産」は最終手段として考えていただくのが良いでしょう。任意売却なら生活を徐々に立て直すことも可能です。自暴自棄にならず、それぞれのメリット、デメリットを把握したうえで決めましょう。

任意売却では残債が残るが、生活の立て直しが可能になる

住宅ローンが支払えなくなると、任意売却か自己破産どちらを選ぶか検討する必要があります。
とはいえ、両者の違いをしっかりと認識している人は思った以上に少ないのが現状です。どちらを優先すべきか見る前に、違いについてまとめておきます。

最大の違いは「債務が残るか否か」です。「任意売却」なら、売却後も債務は残り弁済を進めなければなりません。

「自己破産」なら、基本的に債務は残りません。このように書くと、自己破産のほうが有利ではないかと思う方がいるかもしれません。本当にそうでしょうか。

自己破産をすると財産をすべて失うことに

自己破産のデメリットは大きく分けて4つです。

ひとつは、「クレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなったりすること」です。ただし、任意売却でもブラックリストに掲載されるため、同じことです。

次に「官報に名前や住所が掲載されること」です。自己破産した事実が公告されることになり、親族や知人に知られることになります。任意売却だと、秘密裡に処理できるため、プライバシー対策は万全です。

そして「連帯保証人を巻き込んでしまうこと」です。債務を負担できない場合は、連帯保証人が支払い義務を負います。連帯保証人が支払えない場合は、彼らも自己破産を余儀なくされる可能性も出てきます。また、人間関係にも大きな影響を及ぼしてしまうことも考えられます。

最後に「財産がなくなること」です。残債はなくなりますが、現預金や不動産、車などはすべて失うことになります。しかし、任意売却の場合、財産を失うことなく債務整理をすることができます。

自己破産は最終手段。任意売却をまず検討したい

前回のコラム【任意売却後の住宅ローンの残債務はどうする?】で見た通り、任意売却にはメリットがふたつありました。

それは「住宅を(競売に比べて)高く売却できること」と「プライバシーが守られること」です。住宅を高く売却できれば、残債も減り、弁済の見通しが立つかもしれません。

残債は無理のない金額で返済していくことが基本です。金額は状況次第とはいえ、月1万円、2万円というケースもあります。生活を徐々に立て直していくことができるため、任意売却の方がメリットが大きいと言えます。

住宅ローンが支払えなくなると、つい自暴自棄になってしまいがちです。そんなとき、ちらつくのが「自己破産」かもしれません。しかし、自己破産はあくまでも最終手段です。任意売却では前述した通り、生活を立て直すチャンスがあります。ですから、まずは任意売却を検討しましょう。

➢ 住宅ローンを滞納している場合の任意売却という選択について
➢ 住宅ローンが払えない。競売になる前に早めの任意売却の決断がオススメな理由
➢ 任意売却後の住宅ローンの残債務はどうする?

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