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コラム

保育無償化でプリスクールの開園ラッシュへ

2019年11月30日

テーマ:保育無償化

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

「プリスクール」が空前の開園ラッシュを迎えた。

「プリスクール」が空前の開園ラッシュを迎えた。

保育無償化とともにプリスクールを運営する多くの認可外保育施設が対象に含まれたためだ。



これは、幼稚園、保育園、こども園を運営する側にとって何を意味するのだろうか?

幼稚園、保育園、こども園の多くは、創立者の理念と時代に合わせてモンテッソーリ教育など園独自の学ぶ文化を持っている。

しかし、その大事な園の文化は無償化によってその付加価値の多くが毀損した。

すなわち「預かり場所」として最も見える価値である「貨幣価値」を取られたのだ。
と同時にコモディティ化が進むことになる。

「預ける料金がタダならば」保育の質より、「家から近い」、「長い時間預かってもらえる」などの園が自信を持っている保育の質、教育の質、遊びの質が「タダだから」という認識でコモディティ化されてしまうのだ。

多くの保護者は園を比較検討するときに1万円の違いがどこにあるのか?を真剣に見て回ってコストベネフィットを見出す。

しかし、無償化でコストベネフィットの考えが減少し、預ける決断がより安易な園選びになる可能性がある。

それは、園にとって「園の理念を理解」した保護者の「お子様」の可能性が低くなることを意味する。

すなわち園のカルチャーを他と比較検討が浅いまま選ばれてしまうのだ。

それが何を意味するのか。

それは、園の理念から組紐のように編まれたこどもへの接し方、行事、伝統などを緩やかに解いていくのだ。

そして「私たちは、便利だから園を選んだ」という言葉に繋がりかねない。
本来は、「私たちは、園の考え方に共感したから子供の命を預けたのだ」となるべきが、全く逆の視点に立つ保護者が増えていることに気付くのだ。



では、無償化でコモディティ化した幼稚園、保育園、こども園はどのようにコモディティ化を避けることができるのだろうか?

その答えが「プリスクール」にある。

その答えが「プリスクール」にある。

続く。

この記事を書いたプロ

村田学

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村田学(国際教育研究機構)

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